2021.03.19

滋賀レイクスターズはホーム7連敗中…ハミルトンvsマブンガの対決が勝敗を左右

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

滋賀レイクスターズvs富山グラウジーズ(@ウカルちゃんアリーナ)
第1戦:3月20日17時5分 第2戦:3月21日14時5分

 現在16勝26敗で西地区6位の滋賀レイクスターズ。前節はアウェーで秋田ノーザンハピネッツと対戦し、1勝1敗で終えた。

 その初戦は秋田のハードディフェンスに対応できず、第1クォーターで11−22。前半終了時点で20点ビハインドを背負う苦しい展開に。最終クォーターはこの試合でキャリアハイの20得点を挙げた晴山ケビンの連続3ポイントシュートなどで一矢報いたが、76−86で敗れた。

 第2戦は第2クォーターに攻守が噛み合い、17点リードを作ってハーフタイムへ。しかし、第3クォーターは反撃に遭って追いつかれると、試合終了残り20秒、古川孝敏にこの日27得点目となる3ポイントを決められ75−74 。それでも、終了間際にジョーダン・ハミルトンが2本のフリースローを獲得し3点差で競り合いを制した。

 2週間ぶりのリーグ戦では、富山グラウジーズをウカルちゃんアリーナに迎え撃つ滋賀。昨シーズンの対戦では2勝しているが、今シーズンの富山はジュリアン・マブンガ岡田侑大らが加入し、リーグきっての攻撃力を誇っている。なかでも過去に滋賀でもプレーしていたマブンガは、前節の試合で今シーズン6度目のトリプルダブルを達成。滋賀は、ハミルトンがマブンガを上回るパフォーマンスを発揮できるかがポイントの1つになるだろう。

 また、チームは今年に入って未だ本拠地での勝利がなく、現在ホーム7連敗中という状況。中断期間を経て終盤戦へ突入する仕切り直しの今節で、そろそろホームのファンを喜ばせたいところだ。

文=小沼克年

■ロスター
・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
ジョナサン・オクテウス
村上駿斗
狩俣昌也
ジョーダン・ハミルトン
晴山ケビン
今川友哲
アンガス・ブラント
野本大智 ※特別指定
伊藤大司
頓宮裕人
前田怜緒

・富山(ヘッドコーチ:浜口炎)
リチャード・ソロモン
山口祐希
飴谷由毅 ※特別指定
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜 ※特別指定
宇都直輝
前田悟
松脇圭志
橋本晃佑
城宝匡史
ジュリアン・マブンガ
ジョシュア・スミス
岡田侑大

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