2021.04.26
3月28日、各地でB1リーグ第29節が行われ、富山グラウジーズはアウェーで横浜ビー・コルセアーズと対戦した。
第1戦で快勝を収め、連勝で締めくくりたい富山は立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛け、前田悟や岡田侑大が3ポイントシュートなどにより、開始直後から13-0のランに成功する。しかし、そこからは横浜のディフェンスに攻めあぐねる間にパトリック・アウダに活躍を許し、16-20と逆転されて第1クォーターを終える。
続く第2クォーターでは、横浜の須藤昂矢に連続3ポイントシュートを許し、さらに点差を広げられる。それでも富山はジョシュア・スミスのインサイドの得点、途中出場した水戸健史の3ポイントシュートなどで追いすがり、オフィシャルタイムアウト後にはマブンガや水戸が連続得点を記録して、一気に同点に追いつく。その後は両チームとも譲らず、40-40と同点でハーフタイムへ。
第3クォーター、富山はマブンガやスミスの攻撃を軸に逆転を図るも、横浜のアウダの攻撃を止められずに激しい点の取り合いとなる。シーソーゲームとなったクォーター終盤、横浜のアキ・チェンバースに得点を許して64-67と3点ビハインドとされるも、第3クォーター残り1秒でマブンガが3ポイントを沈め、67-67の同点で最終クォーターへ。
迎えた第4クォーターは、横浜の森川正明に先行されるも、すぐにマブンガが得点を返して流れを渡さない。その後、リードが何度も入れ替わるなか、第1戦でも活躍を見せた岡田がフリースローや3ポイントシュートを立て続けに沈め、富山が抜け出す。その後、富山は前田の値千金の3ポイントシュートでさらにリードを広げ、追いすがる横浜をかわして96-90と接戦を制した。
富山はマブンガが24得点10アシスト、スミスが23得点10リバウンドと勝利に貢献。そのほか岡田、松脇、宇都が2ケタ得点を記録するなど持ち前の攻撃力を遺憾なく発揮した。横浜はアウダが21得点、ロバート・カーターが23得点、チェンバースが18得点を記録したものの、悔しい敗戦となった。
■試合結果
富山グラウジーズ 96-90 横浜ビー・コルセアーズ(@横浜国際プール)
富山|16|24|27|29|=96
横浜|20|20|27|23|=90
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