2021.04.09
4月3日、B1リーグ第31節が行われ、富山グラウジーズが敵地で島根スサノオマジックと対戦した。
試合序盤は両チームのショットがこぼれ落ちる展開になったものの、富山はジョッシュア・スミスがゴール下で2本のショット、岡田侑大がトランジションスリーを決めていく。さらにジュリアン・マブンガがファウルを誘い続けてフリースローを獲得。試合の主導権を握っていく。
第2クォーターに入ってからは、島根のデモン・ブルックスがミドルジャンパー、ぺリン・ビュフォードがドライブからレイアップを決めた。しかし橋本晃佑がタイムアウト明けから3ポイントを立て続けに決めていき、前半で5本目を射抜くなど完全にホットハンドの状態に。前半は富山が35-25と2ケタリードを維持した。
後半、島根のブルックスが出だしから連続得点を決めるなか、富山はスミスや岡田が落ち着いて得点を返していく。さらに宇都直輝が早い展開から攻めてバスケットカウントを獲得。島根に流れを渡さないようにしたが、ブルックスが止まらずショットを決め続け、ディフェンスからも速攻を展開した。だが橋本がバスケットカウントを決めると再び2ケタリードへと拡大し、第3クォーターは61-46と富山が大きくリードした。
最終クォーターにおいても富山は攻撃の手を緩めず、マブンガと水戸健史がドライブからレイアップを決めた。そして試合終盤に島根に追い上げられる場面もあったが、リードを維持した富山が87-73で勝利し、8連勝を成し遂げた。
勝利した富山はスミスが24得点18リバウンド、橋本が5本の3ポイントを含む22得点5リバウンド、マブンガが15得点8リバウンド10アシストを記録。敗れた島根はブルックスが30得点6リバウンド、ウィリアムス・ニカが14得点6リバウンド、ビュフォードが12得点12リバウンドをマークした。
■試合結果
島根スサノオマジック 73-87 富山グラウジーズ(@松江市総合体育館)
島根|8|17|21|27|=73
富山|16|19|26|26|=87
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