2021.04.10

CS出場を争うチームどうしの対戦はSR渋谷に軍配…石井が終盤に決勝点

SR渋谷の石井が終盤の決勝点でチームを勝利に導いた(写真は2月27日)[写真]=B.LEAGUE
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 4月10日、各地でB1リーグ第32節が行われ、サンロッカーズ渋谷がアウェーで富山グラウジーズと対戦した。

 SR渋谷が東地区5位、富山が同4位とチャンピオンシップ進出を争うチームどうしの対戦となったこの試合。立ち上がりから堅い展開となり、両チームなかなか得点を挙げられない中SR渋谷のチャールズ・ジャクソンが終了間際に得点を決め、17-15とリードして第1クォーターが終了。

 続く第2クォーターも一進一退の攻防が続くが、富山のジュリアン・マブンガに得点を許し、一時5点のリードを許す。しかし、その後石井講祐の速攻や田渡修人の3ポイントシュートで逆襲し、35-35の同点で試合を折り返す。

 タイスコアで迎えた第3クォーター、SR渋谷は序盤こそスコアを重ねるが徐々にオフェンスが停滞。中盤、富山に8連続得点を許して点差を広げられてしまう。52-60と8点のビハインドを負って突入した最後の10分、互いに得点を奪い合って得点差が埋まらないが、SR渋谷がじりじりと詰め寄ると、ベンドラメ礼生がジャンプショットを沈め、残り2分46秒で70-70と同点に追いつく。その後互いのエースが得点を奪い合うなか、残り6秒で石井が相手の隙を突いてレイアップシュートを成功。79-78と1点のリードを奪う。試合残り2秒でファウルを奪われフリースローを与えるが2本とも失敗し、直後の攻撃も凌いだSR渋谷が1点差で試合をモノにした。
 
 SR渋谷は石井が17得点でチームハイを記録したほか、3選手が2ケタ得点をマーク。富山はマブンガが30得点、ジョシュア・スミスが19得点22リバウンドを挙げたが、あと一歩及ばなかった。

■試合結果
富山グラウジーズ 78-79 サンロッカーズ渋谷(@富山市総合体育館)
富 山|15|20|25|18|=78
SR渋谷|17|18|17|27|=79

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