2021.04.10
4月4日、B1リーグ第31節が行われ、サンロッカーズ渋谷がホームで琉球ゴールデンキングスと対戦した。
開始最初の10分間は、ほぼ互角の点の取り合いになる。琉球は序盤こそ田代直希とジャック・クーリーのショットが決まったものの、SR渋谷に3ポイントシュートを許し、その後もアウトサイドからの攻撃で立て続けに失点。それでも田代の3ポイント、クーリーのセカンドチャンス、また船生誠也の3ポイントで得点につなげたことで点差を広げることは許さず、第1クォーターはスコアを22-24とした。
続く第2クォーターでは、アウトサイドの攻撃で琉球がやや優勢へと転じる。クーリーのインサイドを皮切りに、満原優樹の3ポイントがヒットし、田代とキム・ティリも同様に成功。さらにその流れに続いて今村佳太、前半終了間際には岸本隆一も3ポイントを決めるなどスコアを伸ばし、前半を終えて44-38とリードすることに成功した。
第3クォーターに突入した琉球は、しばらくSR渋谷から2ケタリードを奪えなかったが、クーリーと船生の連続フリースローで点差を広げていき、エバンスも3ポイントを成功。またクーリーのインサイドプレーなどもあり、73-55と大きなリードを獲得した。
最終クォーターは、琉球28得点、SR渋谷32得点と激しい点の取り合いに。インサイドにアウトサイドとありとあらゆる失点をした琉球。しかしそのなかでもクーリーは落ち着いてフリースローを沈め、インサイドで得点し、攻守関係なくリバウンドを獲得した。こうして逆転のチャンスを与えずに終盤まで戦い抜いた琉球が、101-87でSR渋谷を下した。
前日の敗戦から勝利した琉球は、クーリーが24得点12リバウンド、エバンスが15得点、ティリが14得点3アシストを記録した。
■試合結果
サンロッカーズ渋谷 87-101 琉球ゴールデンキングス(@青山学院記念館)
SR渋谷|24|14|17|32|=87
琉 球|22|25|26|28|=101
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