2021.04.13

連敗を7で止めた三遠ネオフェニックス、2連勝へはゴール下でのリバウンド争いがカギ

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

三遠ネオフェニックス vs 琉球ゴールデンキングス(@豊橋市総合体育館)
4月14日19時5分

 三遠ネオフェニックスが第28節から続いていた連敗を7で止めた。前節の滋賀レイクスターズとの第1戦は、カイル・ハントの26得点を筆頭に全体で87得点を積み上げたが、ジョーダン・ハミルトンに後半だけで28得点を許し87-94で黒星。

 しかし、続く第2戦では第3クォーターに15点リードを作り、その点差を守り切った。川嶋勇人ステヴァン・イェロヴァツがそれぞれ4本の3ポイントシュートを決め攻撃をけん引。ホームの豊橋市総合体育館に戻っての今シーズン最後の平日ナイトゲームは、現在西地区首位の琉球ゴールデンキングスとの対戦だ。

 その琉球は前節のシーホース三河戦が見送られたものの、3月11日には新設された沖縄アリーナでオープニングイベントを開催。シーズン最終盤を前に、チームにとっても良きリフレシュになったことだろう。

 サンロッカーズ渋谷との第31節で8連勝が止まったが、その第2戦では101-87でしっかりリベンジを果たした。ただ、2戦を通じて38個のターンオーバーを犯しており、三遠戦では不要なミスをいかに減らせるかが問われる。

 今シーズンの両者の対戦は、ここまで琉球が3勝。一矢報いたい三遠は、現在1試合平均40.1リバウンドを誇る相手の強みにどこまで対抗できるか。ジャック・クーリーキム・ティリに対し、カイル・ハントとイェロヴァツ、さらには太田敦也が体を張ってクロスゲームに持ち込みたいところだ。

文=小沼克年

■ロスター
・三遠(ヘッドコーチ:ブラニスラフ・ヴィチェンティッチ)
サーディ・ラベナ
山本柊輔
寺園脩斗
川嶋勇人
北原秀明 ※インジュアリーリスト
太田敦也
ネナド・ミリェノヴィッチ
岡田慎吾
西川貴之 ※インジュアリーリスト
鈴木達也
カイル・ハント
鈴木空
津屋一球
ステヴァン・イェロヴァツ

・琉球(ヘッドコーチ:藤田弘輝)
石崎巧
船生誠也
並里成
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
セドリック・シモンズ ※インジュアリーリスト
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
キム・ティリ
ジャック・クーリー
牧隼利

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