2021.04.13

3月24日以来の試合を戦うシーホース三河、自慢の攻撃力を発揮して滋賀レイクスターズを破りたい

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

シーホース三河 vs 滋賀レイクスターズ(@ウィングアリーナ刈谷)
4月14日19時5分

 シーホース三河は7試合の中止を経て、今節が3月24日以来3週間ぶりの試合。中止された試合にはアウェーでの滋賀レイクスターズ戦も含まれるが、今回のホームでの滋賀との対戦は無事開催されることとなった。中止の試合はレギュラーシーズン最終戦となる5月5日に組みこまれたが、まずは今節勝って改めてチャンピオンシップ進出に近づきたいところ。3月24日の広島ドラゴンフライズ戦は相手の得点源を抑えられず、接戦の末に2点差で落としているだけに、勝利に飢えているはずだ。

 対する滋賀は順位争いでもライバルとなっている京都ハンナリーズと戦った前々節、第1戦を取りながら第2戦で敗北。同様に前節の三遠ネオフェニックス戦も第1戦の勝利を第2戦につなげることができなかった。京都が広島に連勝したため順位が入れ替わり、西地区8位に転落。CS進出の可能性は消えてしまったが、同5位まではまだ十分に可能性がある。心機一転の再出発となった今シーズンの集大成を残りの試合で披露しておかなければならない。

 第30節の直接対決が中止となったことで、前回の対戦は約4カ月前の第11節までさかのぼり、三河が自慢のオフェンス力を発揮して連勝を飾っている。2戦とも三河に30アシストを許しており、滋賀としてはパスを出させないようにディフェンスを工夫したい。また、序盤から積極的に走ることで、試合から遠ざかっている三河の連係不足、試合勘不足を突くこともできるだろう。

文=吉川哲彦

■ロスター
・三河(ヘッドコーチ:鈴木貴美一)
川村卓也
柏木真介
カイル・コリンズワース
長野誠史
高橋耕陽
熊谷航
金丸晃輔
根來新之助
シェーン・ウィティングトン
加藤寿一
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・滋賀(ヘッドコーチ:ショーン・デニス)
ジョナサン・オクテウス
村上駿斗
狩俣昌也
ジョーダン・ハミルトン
晴山ケビン
今川友哲
アンガス・ブラント
野本大智 ※特別指定
伊藤大司
頓宮裕人
前田怜緒

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