2021.06.25
「B.LEAGUE AWARD SHOW 2020-21」は6月3・4日の2日間に渡って開催。注目の最優秀新人賞には宇都宮ブレックスのテーブス海が選ばれ、レギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)にはシーホース三河の金丸晃輔が選出された。
MVPを受賞した金丸は「頭が真っ白ですね、信じられないです。いつかは取りたいと思っていて、5年目、ようやく取れてうれしい限りです」とコメントした。さらに実の弟さんが今年に入って亡くなったことも打ち明け、「弟に最高のプレゼントというか……弟から頂いたものかなと思います」と心境を語った。
金丸はその後、リモートでの記者会見に出席。改めて受賞の感想を聞かれると「正直驚いていますし、本当に嬉しく思っています。チームメート、スタッフの方々をはじめ、いろいろな人の支えがあって受賞ができたと思いますし、本当にみんなには感謝したいです。これを自信にして来季につなげられたらと思います」と、はにかんだ笑顔を見せた。
Bリーグはこのアワードショーでシーズン終了となるが、今度は東京オリンピックの開催が迫ってくる。代表候補の一人である金丸にも今度は最終エントリー12名に残るサバイバルが待ち受けている。
それについて問われた金丸は「もうすぐ(代表)合宿が始まります。オリンピック出場に挑戦できる機会があるということで、こういうことはめったにないチャンスです。まずメンバーに入れるように合宿をしっかり頑張っていきたいと思います」と、自国開催のビッグイベントに向けて気持ちを切り替えていた。
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