2021.11.11

【三河vs名古屋D】ともに負けられない愛知ダービー、カギを握るのは西田優大と須田侑太郎

フリーライター

シーホース三河 vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(@ウィングアリーナ刈谷)
第1戦:11月13日15時5分 第2戦:11月14日15時5分

 今シーズン初のシーホース三河名古屋ダイヤモンドドルフィンズによる“愛知ダービー”の舞台は、ウィングアリーナ刈谷。現在8勝4敗の三河に対し、名古屋Dは7勝5敗とその差はわずか「1」。中断期間前に組まれた好カードは、熱い戦いとなりそうだ。

 前節もホームで戦った三河は、琉球ゴールデンキングスに競り負け今シーズン初の連敗を喫した。第2クォーターで20-11と引き離すも、最終クォーターで29失点。じわじわと点差を詰められると、最終盤は岸本隆一に活躍を許して72-74でタイムアップ。ケガ人が相次ぎ8名で戦った琉球に手痛い逆転負けとなった。

 一方、名古屋Dは前節、広島ドラゴンフライズをホームで撃破。6点ビハインドで迎えた第4クォーターでは須田侑太郎コティ・クラークがそれぞれ7得点を挙げると、ディフェンスでは計7個のターンオーバーを誘って12失点。82-76で逆転勝利を収めた。

 速さと3ポイントシュートを武器に平均91.1得点を挙げている名古屋D。それに対し、三河はオフェンシブな選手が揃いながらも平均73.9失点という失点の少なさで勝利を積み上げている。今節の注目選手は、西田優大と須田だ。得意のアウトサイドシュートに加え、鍛え抜いたディフェンスでもチームに貢献できる両選手は、どちらも今シーズンから新天地でプレー。西田に至っては名古屋Dでのプレー経験もある。マッチアップも予想される西田と須田、どちらが存在感を示せるか楽しみだ。

文=小沼克年

■ロスター
・三河(HC:鈴木貴美一)
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース
長野誠史
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
ワース・スミス
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン ※インジュアリーリスト
狩野祐介
スコット・エサトン

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