2022.02.26
トム・ホーバスヘッドコーチのもと新体制となった男子日本代表は、11月27・28日に宮城県仙台市で行われる「FIBAバスケットボールワールドカップ2023 アジア地区予選」のWindow1に臨む。11月15日からはその直前合宿が行われており、日本代表候補に選ばれた選手たちが合宿を行っている。
その合宿に参加中の西田優大(シーホース三河)が、11月19日の練習後にメディア対応に応じた。
現在22歳の西田は「新体制として新たな気持ちで臨んでいます。オリンピックメンバーが多少抜けて、チャンスがあるかなと思っているので、自分の強みを出していきたいです」と今回の選考へ意気込んだ。
西田は3ポイントシュートとディフェンスは「もちろん求められること」としつつも、「ピックアンドロールを使った場面でも積極的にアタックしていきたい」と語る。
さらに、ディフェンス面については「Bリーグで外国籍選手とのマッチアップする機会も増えてきていて、そこでしっかり守れているのは自分の強みだと思います。3ポイントで貢献するのももちろんですが、フィジカルなディフェンスの部分でも貢献したいです」と自信を覗かせた。
フリオ・ラマス前HCからも度々代表に招集されていた西田だが、東京オリンピック前の招集時には結果を出せず悔しい思いもしたという。それでも、再び機会を得た今回の合宿では、より積極性を持ってプレーしているようだ。
「ラマスさんには『代表でこれだけできているのに、なんで大学でこんなに得点が取れていないんだ?』と言われたことがあるので、積極性をどんどん出していきたいです」
また、目指すプレーヤー像について聞かれると「自分は馬場雄大(テキサス・レジェンズ)選手のようなガツガツしたプレーをしたいです。ラマスさんからも『若いうちから積極的にやりなさい』と言われてきました。もっと馬場選手に近づけるようなプレーができるようにしていきたい」と明確な目標を示した。
ラマス前HCからの教えを胸に、よりアグレッシブなプレーで新体制となった日本代表入りを目指す。
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