2021.11.11

【信州vs滋賀】奇策でエース封じを狙う滋賀に対し、岡田がどのようなパフォーマンスを見せるか

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

信州ブレイブウォリアーズ vs 滋賀レイクスターズ(@ホワイトリング)
第1戦:11月13日15時5分 第2戦:11月14日15時5分

 前々節の2試合を欠場した岡田侑大が23得点と良いパフォーマンスを披露し、ジョシュ・ホーキンソンもシーズンハイの28得点とハッスルして三遠ネオフェニックスを下した信州ブレイブウォリアーズ熊谷航も最近5試合で2ケタ得点4度と上向いている中、西山達哉が念願の戦列復帰を果たした。まだレギュラーシーズンの5分の1を消化したところだが、上位進出に向けてここからギアが上がっていきそうだ。

 対照的に、開幕からの8試合で6勝2敗と好調だった滋賀レイクスターズは、その後4連敗と足踏みしている。前節は11月唯一のホームゲームでブースターに勝利を披露したいところだったが、着実に得点を重ねる一方で島根スサノオマジックの猛攻を浴び続け、今シーズン3度目の100失点超えを喫した。1勝1敗だった開幕節以来の“貯金”ゼロとなり、仕切り直しの今節はまず連敗ストップが至上命題。復調の手応えをつかんでバイウィークを迎えたい。

 ただ、連敗中も滋賀は収穫がなかったわけではない。前々節の千葉ジェッツ戦では第2戦でボックスワンディフェンスを仕掛け、得点源の富樫勇樹を無得点に抑えこんでみせた。今節も同様の得点源封じがあるとすれば、標的となる可能性が最も高いのは岡田。今シーズンの1試合平均が19.0得点、最も少なかった試合でも13得点と信州のオフェンスの軸になっている岡田をどのように守るのか、ルイス・ギルヘッドコーチの策士ぶりには大いに注目が集まる。

文=吉川哲彦

■ロスター
・信州(HC:勝久マイケル)
ヤンジェミン
井上裕介
西山達哉
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
大崎裕太
ジョシュ・ホーキンソン
三ツ井利也
ウェイン・マーシャル
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

・滋賀(HC:ルイス・ギル)
オヴィ・ソコ
澁田怜音
小澤智将
今川友哲
柏倉哲平
キーファー・ラベナ
野本大智
トビンマーカス海舟
ノヴァー・ガドソン
林翔太郎
ショーン・オマラ
森山修斗
川真田紘也

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