2021.11.14

横浜のジェイコブス晶がデビュー…Bリーグ最年少出場記録を17歳7カ月に更新

史上最年少出場記録を更新した横浜のジェイコブス [写真]=B.LEAGUE
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 11月13日、横浜国際プールで行われた横浜ビー・コルセアーズ宇都宮ブレックスで、横浜のU18チーム所属、9月にトップチームと特別指定選手として契約していたジェイコブス晶がデビュー。17歳7カ月0日でコートに立ち、Bリーグ史上最年少出場記録を更新した。

 身長200センチでPGとSGを兼任するジェイコブスは、2004年4月13日神奈川県横須賀市出身。出生後、アメリカ・カリフォルニア州で暮らすも、20年12月に帰国。21年1月から横浜のU18チームに所属している。

 これまでの記録は、琉球ゴールデンキングスに特別指定で登録されていたハーパージャンジュニア(当時福岡第一高校、現東海大学)が2021年2月6日に達成した17歳11カ月27日だった。B2では2018年2月4日、福島ファイアーボンズに特別指定でプレーしていた半澤凌太(当時福島南高校、現筑波大学)が記録した18歳25日。

 試合後、メディア対応を行ったジェイコブスのコメントがクラブの公式サイトにアップされているので紹介したい。

 試合の感想を聞かれると、「勝てた試合だとは思っている。チームの頑張りもあったが、相手チームのスターティングメンバーがシュートが入らない時に、自分たちも普段決めているシュートが決まらなかったことが今回の敗因だと思う(原文のまま)」と、悔しさをにじませた。

 念願の初出場については「出場した時、最初は少し緊張した。自分のシュートはそこまで意識していなかった。後からプレーを見るとフリーだった場面があったのかもしれないが、自分のシュートだけを考えるのはチームスポーツではないと思うので、良かったと思う一方で、もう少し出来たのではなかったのかとも思っている」と、貪欲な姿勢を見せている。

 わずかな出場時間の中で、1スティール、1リバウンドを記録した若き背番号4。これから始まるプロキャリアの中で確実な一歩を記した。今後、どのような成長を遂げるのか、目が離せない存在となるだろう。

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