2021.12.02

【千葉vs茨城】自力の差を見せたい千葉に対し、茨城は泥臭いディフェンスで食らいつけるか

フリーライター

千葉ジェッツ vs 茨城ロボッツ(@船橋アリーナ)
第1戦:12月4日15時5分 第2戦:12月5日15時5分

 11月を4勝1敗で終え、現在東地区2位に位置する千葉ジェッツ。中断期間前最後の試合となったホームでの新潟アルビレックスBB戦では、第2クォーターに流れを持っていかれ前半終了時点で11点ビハインドを背負った。しかし、第3クォーターではクリストファー・スミスを中心に一挙35得点を奪う猛攻でやり返し、88-83で勝利した。

 バイウィーク明けの今節も、船橋アリーナでの2連戦。Bリーグ開幕以降初となる茨城ロボッツと対戦する。相手は現在2勝12敗。平均得点と平均失点、リバウンドにおいても千葉のほうが優れた数字を残りており、ここは力の差を見せたいところ。ただ、準備期間があっただけに、茨城も十分な対策を練ってきている可能性がある。千葉としてはいつもどおりディフェンスから試合に入る意識をぶらさず、終始自分たちのペースを握り続けたい。

 対する茨城は、前節行われた川崎ブレイブサンダースでは第1戦で105失点、続く第2戦では93失点と、相手のオフェンス力に屈しホーム2勝目はならず。今回の相手となる千葉も、平均得点は87.7得点を記録しているだけに、打ち合いに持ち込むのはリスクが高いと言える。

 攻撃面では中断期間でのハビエル・ゴメス デ リアニョのフィットが気になるが、勝機はディフェンス。平尾充庸富樫勇樹のスピードについていき、ディフェンスを得意とする鶴巻啓太がスミスに自由を与えない。インサイド陣も終始体を張って食らいつき、全員が泥臭くボールを追いかけて強敵から1勝をもぎ取りたい。

文=小沼克年

■ロスター
・千葉(HC:大野篤史)
ジョシュ・ダンカン
富樫勇樹
赤穂雷太
大宮宏正
西村文男
佐藤卓磨
藤永佳昭
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
遥天翼
福澤晃平
多嶋朝飛
チェハーレス・タプスコット
中村功平
髙橋祐二
マーク・トラソリーニ
エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
鶴巻啓太
谷口大智

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