2021.11.15

逆転勝利で2連勝を飾った千葉のスミス「ハーフタイムにコーチ陣から喝が…」

後半に16得点を挙げ、逆転勝利に貢献したスミス[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 11月14日、Bリーグ第8節のGAME2が行われ、千葉ジェッツはホームで新潟アルビレックスBBと対戦。GAME1に大差で勝利した千葉だったが、続くGAME2は接戦となり、88-83と5点差で連勝を飾った。

 試合後のコメントを、千葉のクラブ公式ホームページが伝えている。

 一時は最大14点のビハインドを背負った千葉の大野篤史ヘッドコーチは「シュートが入らない日は必ずあるんですが、そこでやらなければいけないディフェンスが、前半疎かになっていました」とチームの反省点を語った。

 それでも、第3クォーターで35-17と新潟を圧倒し、千葉は逆転に成功。21得点をマークしたクリストファー・スミスは「スロースタートで入ってしまって、ハーフタイムでディフェンスをすることと、エナジーを持って戦うことを徹底しようとコーチ陣から喝がありました。後半それをチーム全員が意識したことで上手くいきはじめ、最終的に勝利に繋げることができたと思います」と試合を振り返った。

 また、14得点を挙げた原修太も同じく「今日の前半は相手に流れを持っていかれてしまったんですが、後半もう一度スイッチを入れ直して、ディフェンスから流れを引き戻せたのが勝因かなと思います」とディフェンスの重要性についてコメント。

 ハーフタイムには「一気に逆転しなくてもいいから、我慢して一つ一つ積み重ねていこう」と選手たちに声をかけたという大野HCは、「それをみんなが体現してくれたので勝利に繋がったと思います」と後半にしっかりと巻き返した選手たちを労った。

 前節、敵地でのレバンガ北海道戦では逆転負けを喫した千葉だが、今節は苦しみながらもホームでしっかりと連勝を飾った。次の試合は12月4日の茨城ロボッツ戦と、約3週間近く期間が空くが、「まだまだ課題はあるので、次の試合に向けてしっかり修正していきたいと思います」という原の言葉通り、このバイウィークの間に王者・千葉はさらにチーム力を高めていくだろう。

この試合の他の記事

クリストファー・スミスの関連記事

千葉ジェッツの関連記事

B1の関連記事