2021.11.15

A東京の田中大貴が日本代表からの引退を示唆「東京五輪までと決めていた」

田中は東京五輪で渡邊雄太とともにダブルキャプテンを務めた[写真]=Getty Images
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 アルバルク東京に所属する田中大貴が15日、自身のSNSで日本代表からの引退を示唆した。

 長崎県出身で現在30歳の同選手は、193センチ92キロのシューティングガードで、2013年にアーリーエントリーでトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)へ入団。今シーズンからチームのキャプテンを務め、ここまで14試合の先発出場で153得点(平均10.9得点)62アシスト(同4.4アシスト)を記録している。

 日本代表へは東海大学在学時の2012年に初招集されると、FIBAアジアカップに3度出場したほか、2019年に中国で行われたFIBAバスケットボールワールドカップでは5試合に出場。今夏行われた東京オリンピックでは渡邊雄太(トロント・ラプターズ)とダブルキャプテンを務め、3試合に出場した。

 日本バスケットボール協会(JBA)が今日発表した男子日本代表候補選手に田中の名前はなかった。発表後、田中は自身のSNSで「次回の日本代表のメンバー発表がありましたが、自分としては東京オリンピックまでと以前から決めていました。JBAやホーバスHCともしっかりとお話しさせて頂きました」とコメント。そして、「日の丸を背負いコートに立つ姿をバスケットを始めた当初は想像すらしていませんでしたが、大変光栄で素晴らしくかけがえのない時間でした。これまでの代表活動を応援して頂いた皆様、ありがとうございました」と感謝の意を表した。

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