2022.03.28

アウェーでの激闘を勝ち切った琉球のフリッピン「学びながら進化し続けていきたい」

信州との第2戦では11得点をマークしたフリッピン[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグの第27節が3月26日から27日にかけて行われ、琉球ゴールデンキングス信州ブレイブウォリアーズと敵地で対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。

 第1戦はダブルオーバータイムへともつれる激闘となるも、87-84でなんとか琉球が白星を獲得した。「苦しい時間帯もありましたが、とにかく試合終了までチームが必要としている役割を果たそうと思いプレーしました」と語ったアレン・ダーラムは25得点15リバウンドと躍動し、チームの勝利に大きく貢献した。

 また、2度目の延長戦では8得点と存在感を発揮し、試合全体では22得点をマークした今村佳太は「勝利はしたものの内容ではほめられた試合ではないと思いますし、自分たちにとって課題が残りました。ただ、悪い流れの中でも勝利できたことは収穫です」とコメント。

 さらに続く第2戦へ向けて「明日は、もう少しスマートにできることがあると思うので、チームでよくコミュニケーションをとって、改善して臨みたいです」と意気込んだ。

 その第2戦では、第2クォーターに試合をひっくり返した琉球が73-66で勝利を収め、7連勝を飾った。11得点6リバウンドを挙げたコー・フリッピンは「今日は複雑にプレーしないように心がけていました。その中で、周りが自分を見つけてボールを回してくれたことが、活躍に繋がったと思います」と自身のプレーを分析。

 さらに「これからはすべての試合が成長の糧になる思うので、しっかりと学びながら進化し続けていきたいです」と話し、チャンピオンシップを見据えて、より一層高いモチベーションを保っている。

 7得点6アシストをマークした岸本隆一は「昨日に引き続きタフなゲームでした。信州さんはリーグでも有数の特徴のあるチームですし、そこに2つ勝てたことはとても意味のあるアウェーゲームだったと思います」と敵地での激闘を振り返った。

 アウェーでもしっかりと勝ち切り、白星を重ねた琉球。次節はホームで滋賀レイクスターズとの連戦に臨む。

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