2022.04.07
Bリーグの第28節が4月2日から3日にかけて行われ、琉球ゴールデンキングスは滋賀レイクスターズと対戦。試合後のコメントをクラブ公式ホームページが伝えている。
琉球は第1クォーターから猛攻を仕掛け、第1戦に92-50で快勝した。この試合で28得点15リバウンド2ブロックと躍動したジャック・クーリーは「今日はチームプラン通りの試合ができました。最近は強度の部分が不足していたと思うので、その点を皆が意識できていたことが、試合でいいスタートを切ることができた要因だと思います」と試合を振り返り、「明日の試合も集中して臨みます」と第2戦に意気込んだ。
また、4本の3ポイントを含む18得点を挙げた岸本隆一は「試合の出だしで、チームとして戦い方のコンセプトができたので、それに引っ張られてベンチからでてきた選手も、いい強度と緊張感でプレーできました。ビックプレーで流れを作ったというよりも、小さいプレーの積み重ねでゲームの主導権を握ることができたと思います」と試合を分析。自身もベンチから出場し、第4クォーターには一挙に16得点を奪うなど、爆発力を発揮した。
続く第2戦でも、終始試合を優位に進めた琉球は94-78で勝利し、9連勝を飾った。9得点7アシストをマークした並里成は、「自分達がリズム良くボールを回しながら、相手の空いたスペースにつけ込むことが2日間できたと思います」と語った。
さらに、「地区優勝などを意識せずに、目の前の試合にフォーカスして取り組んでいることが結果につながっていると思うので、これからも目前のプレーを大切にしていきたいです」と話しており、現在リーグ最高勝率の39勝4敗で西地区の首位を走っているが、一切慢心はないようだ。
12得点と存在感を示した今村佳太は「チャンピオンシップに向けて、いかに自分たちのプレーをすることがカギになると思うので、個に頼ることなくチームとして何ができるかということを考えてプレーしたり、続けていくことが大切だと思います。トライアンドエラーを繰り返して、より質の高い試合ができればと感じました」と語り、悲願のリーグ制覇へ向けて、一層高いモチベーションを保っている。
琉球は次節、4月6日にホームで三遠ネオフェニックスとの試合に臨む。
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