【三遠vs名古屋D】ホームに強豪を迎える三遠、精神面の強さが問われる一戦に

■三遠ネオフェニックス vs 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ（＠豊橋市総合体育館）
第1戦：4月23日17時5分　第2戦：4月24日14時5分

　前々節の京都ハンナリーズ戦で、今シーズン初の同一カード連勝を果たした三遠ネオフェニックス。前節は敵地で島根スサノオマジックに挑んだが、81－92で敗れた。

　この試合では第3クォーター終了時点で48－74と大量リードを奪われる苦しい展開に。最終クォーターでマックス・ヒサタケや津山尚大らの活躍で点差を縮めるも、あと一歩及ばなかった。これで島根戦は4戦全敗となってしまったが、最終クォーターで33得点を挙げたことは収穫と言っていいだろう。

　対する名古屋ダイヤモンドドルフィンズは前節、アルバルク東京と対戦。第1クォーターに相手を5得点に封じる上々の立ち上がりを見せ、第2クォーターと第3クォーターは一気に詰め寄られる時間帯があったもののいずれも持ち直した。試合残り12秒に2点差まで迫られながら、リードを守り抜き68－64で勝利。A東京から白星を奪ったことは自信になるだろう。

　残り7試合で西地区最下位脱出を目指す三遠。今シーズンの名古屋D戦は第23節に息詰まる熱戦を3点差で制しており自信を持って臨めるはずだが、名古屋Dもチャンピオンシップ進出が決まっていないとあって強い気持ちで立ち向かってくるだろう。島根戦の第4クォーターのような戦いぶりを持続できるか、精神面の強さが問われることになりそうだ。

　文＝吉川哲彦

■ロスター
・三遠（HC代行：清水太志郎）
サーディ・ラベナ
 太田敦也
 杉浦佑成
 岡田慎吾
 ジャスティン・ノックス
 松脇圭志
 常田耕平 ※特別指定
エリアス・ハリス
 田渡凌
 マックス・ヒサタケ
 半澤凌太
 津山尚大
 津屋一球
 山内盛久