2022.04.26

【島根vs富山】ホームで連敗ストップを目指す島根、金丸の長距離砲に期待

1986年生まれ。バスケットボールのライターとして3x3が得意領域。国内外のトレンドを追い、競技の歴史を紡いでいます。5人制もbjリーグ時代から、Bリーグに至るまでカバー。また毎年の楽しみは代々木のALLDAYに行くこと。

島根スサノオマジック vs 富山グラウジーズ(@松江市総合体育館)
4月27日19時35分

 前節、今シーズン初の同一カード2連敗を喫した島根スサノオマジック。ホームで戦う富山グラウジーズ戦で連敗を止め、チャンピオンシップのホーム開催権獲得へ前進したい。

 島根は前節、アウェーで琉球ゴールデンキングスと対戦。第1戦は前半終了時点で13点のリードを奪われたことが大きく響き82-93で敗れたが、第2戦は要所で見せたゾーンディフェンスが機能。結果的に敗戦したものの、68-71と肉薄した。

 対する富山は前節、京都ハンナリーズと対戦し、大黒柱のジョシュア・スミスを欠きながらも2連勝を飾った。延長戦に持ち込まれた第1戦を84-81で勝ち切ると、第2戦は終盤の猛攻で試合をひっくり返し、85-80で制した。ジュリアン・マブンガが2戦ともに20得点以上を挙げたほか、ベテランの阿部友和水戸健史が好守から流れを呼び込むなどチーム一丸となって戦い抜いた。

 今節では島根の金丸晃輔、富山のマブンガをキーマンに挙げたい。金丸は前節で3ポイントシュートの成功がわずか1本と振るわなかったが、富山はゾーンディフェンスを多用するだけに攻略へ向けては長距離砲が必要不可欠だ。

 マブンガは島根と戦った3試合のうち2試合を欠場。出場した試合でも8得点5ターンオーバーと精彩を欠いただけに、リベンジへ向けて奮起に期待したい。マブンガが本来のパフォーマンスを発揮することが、勝利への絶対条件だ。

 文=大橋裕之

■ロスター
・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
山下泰弘
北川弘
リード・トラビス
阿部諒
金丸晃輔
白濱僚祐
小阪彰久
ウィリアムスニカ

・富山(HC:浜口炎)
小野龍猛
山口祐希
飴谷由毅
野﨑由之 ※特別指定
ブライス・ジョンソン
阿部友和
水戸健史
上澤俊喜
宇都直輝
松井啓十郎
上田隼輔 ※特別指定
ドワイト・ラモス
ジュリアン・マブンガ
晴山ケビン
ジョシュア・スミス

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