【SR渋谷vs北海道】SR渋谷は若手ビッグマンの奮起に期待、北海道はミスの軽減が必要不可欠

大橋裕之

フリーライター

■サンロッカーズ渋谷 vs レバンガ北海道（＠青山学院記念館）
第1戦：4月30日17時5分　第2戦：5月1日15時5分

　チャンピオンシップ進出の可能性を残す東地区5位のサンロッカーズ渋谷。前節の横浜ビー・コルセアーズ戦では、ジェームズ・マイケル・マカドゥを欠きながらも、第2クォーター以降に堅守を発揮し、86－65と完勝を収めた。

　今節はレバンガ北海道をホームに迎え撃つ。前回対戦では第1戦こそ75－68で勝利したものの、第2戦はショーン・ロングに28得点10リバウンドのダブルダブルを許し、79－85で敗戦。マカドゥが引き続き不在となった場合はインサイドが手薄になるため、西野曜や井上宗一郎ら若手ビッグマンの奮闘が求められる。

　対する同8位のレバンガ北海道は前節、アルバルク東京に73－82で敗れて連勝が「4」でストップした。得点ランキング1位のロングが36得点16リバウンドを挙げたものの、チーム全体で15個ものターンオーバーを計上。3ポイントシュート成功も1本に留まり、スコアを伸ばせなかった。

　北海道はSR渋谷との前回対戦で相手の激しいディフェンスに屈し、逆転負けを喫した。そのため、今節では橋本竜馬や寺園脩斗らガード陣を筆頭にミスを軽減することが必須。相手はロング対策を講じてくることが予想されるため、中野司や山口颯斗ら得点力のある選手の奮起にも期待したい。

　文＝大橋裕之

2022.05.05

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