2022.04.28

【名古屋D vs 琉球】西地区2位浮上を狙う名古屋D、激しいディフェンスで強敵撃破へ

2000年より、バスケットボール専門で取材活動中

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ vs 琉球ゴールデンキングス(@ドルフィンズアリーナ)
第1戦:4月30日15時5分 第2戦:5月1日15時5分

 西地区3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、残り試合数が島根スサノオマジックよりも2試合多いため、西地区2位浮上の可能性を残している。

 前節はコティ・クラークオヴィ・ソコが欠場する不利な状況だったが、信州ブレイブウォリアーズを第3クォーターに7得点に封じるなど試合を優位に進め、86-64と快勝した。狩野祐介が4月に入って3度目となる2ケタ得点を挙げており、チャンピオンシップを前に調子を上げているのは非常に心強い。

 4月23、24日の島根戦で5シーズン連続の西地区優勝を決めた琉球ゴールデンキングスは前節、大阪エヴェッサと対戦。故障者続出で苦しむ相手に第1クォーターで8点ビハインドを背負い、第3クォーターを終えた時点でも4点ビハインドだったが、第4クォーター残り8分20秒に逆転。相手の追随を許さず81-74で勝利した。今節はレギュラーシーズン最後のアウェー戦だが、CSも勝ち上がればセミファイナルまでホーム開催の可能性が高いため、いい形で今節を終えたい。

 CSで対戦する可能性もあることを考えると、名古屋Dとしては今シーズン一度破っている琉球にもう1つ土をつけ、自信を確固たるものにしたいところ。81-80で勝利した前回対戦では13スティールを記録し、17個ものターンオーバーを記録させるなどディフェンスが勝因だった。今節でも同様にディフェンスに注力できるかがカギになるだろう。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・名古屋D(HC:ショーン・デニス)
小林遥太
レイ・パークスジュニア
齋藤拓実
伊藤達哉
コティ・クラーク
菊池真人
張本天傑
須田侑太郎
中東泰斗
オヴィ・ソコ
中務敏宏
シェーン・ウィティングトン ※インジュアリーリスト
狩野祐介
スコット・エサトン
坂本聖芽 ※特別指定

・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

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