Bリーグの2021－22シーズン、第33節が4月23日から24日にかけて各地で行われた。

　宇都宮ブレックスは秋田ノーザンハピネッツとの第1戦に66－61で勝利し、5大会連続のチャンピオンシップ進出を決めた。続く第2戦、第4クォーターで21－3と圧倒した宇都宮は、82－62で秋田に勝利。ジョシュ・スコットが22得点、比江島慎が21得点をマークして5連勝を飾った。

　群馬クレインサンダーズと横浜ビー・コルセアーズの第1戦、横浜は16点ビハインドで後半を迎えるも、レイトン・ハモンズが23得点14リバウンド、河村勇輝が9得点14アシストと存在感を発揮し、83－76で逆転勝利を収める。しかし、第2戦ではトレイ・ジョーンズが27得点7アシストと躍動し、88－84で群馬がリベンジを果たした。

　千葉ジェッツと大阪エヴェッサの第1戦、6点ビハインドで試合を折り返した千葉が、後半に大阪を圧倒。ジョシュ・ダンカンとジョン・ムーニーがダブルダブルをマークし、97－74で勝利を飾る。さらに、第2戦でもムーニーがダブルダブルを記録すると、この試合でもチーム全体でバランス良く得点を重ね、82－66で千葉が7連勝を飾った。

　サンロッカーズ渋谷とアルバルク東京の第1戦はオーバータイムまでもつれる激闘に。試合残り11秒に同点とされたSR渋谷だったが、同2秒にジョシュ・ハレルソンがオフェンスリバウンドから決勝点を沈め、94－92でA東京に勝利した。しかし、第2戦ではセバスチャン・サイズが21得点17リバウンドとチームをけん引し、69－61でA東京がリベンジ。1勝1敗のイーブンとなった。

　名古屋ダイヤモンドドルフィンズと三遠ネオフェニックスの第1戦、コティ・クラークが23得点を挙げ、名古屋Dが98－78で快勝する。第2戦でも序盤からリードを奪った名古屋Dだったが、その後はジリジリと点差を詰められる展開に。それでも、スコット・エサトンが25得点11リバウンド、齋藤拓実が16得点9アシストをマークし、89－86で4連勝を飾った。この勝利により、名古屋Dは3年ぶりとなるCS進出を決めた。

　琉球ゴールデンキングスと島根スサノオマジックの第1戦、ドウェイン・エバンスが22得点、岸本隆一が21得点を挙げ、琉球が93－82で勝利する。この勝利により、ホームの琉球は5シーズン連続となる西地区優勝を決めた。第2戦は接戦となるも、アレン・ダーラムとジャック・クーリーがダブルダブルをマークした琉球が、71－68で連勝を飾った。

　そのほかの試合結果と次節の日程は以下の通り。

■【第33節】試合結果
※左側がホームチーム

北海道 vs 茨城
第1戦 80－68
第2戦 84－77

宇都宮 vs 秋田
第1戦 66－61
第2戦 82－62

群馬 vs 横浜
第1戦 76－83
第2戦 88－84

千葉 vs 大阪
第1戦 97－74
第2戦 82－66

三河 vs 信州
第1戦 68－86
第2戦 81－72

SR渋谷 vs A東京
第1戦 94－92
第2戦 61－69

三遠 vs 名古屋D
第1戦 78－98
第2戦 86－89

滋賀 vs 広島
第1戦 96－97
第2戦 82－80

川崎 vs 新潟
第1戦 96－71
第2戦 110－70

京都 vs 富山
第1戦 81－84
第2戦 80－85

琉球 vs 島根
第1戦 93－82
第2戦 71－68

■【第34節】対戦カード
※左側がホームチーム

▲4月27日
19:05 秋田 vs 茨城
19:05 群馬 vs 三遠
19:05 A東京 vs 北海道
19:05 川崎 vs 千葉
19:05 横浜 vs SR渋谷
19:05 新潟 vs 宇都宮
19:05 信州 vs 名古屋D
19:05 大阪 vs 琉球
19:05 広島 vs 京都
19:05 滋賀 vs 三河
19:05 島根 vs 富山