2022.05.03

【SR渋谷vs群馬】CSへ一戦必勝のSR渋谷…持ち前の激しいディフェンスで群馬撃破へ

サンロッカーズ渋谷 vs 群馬クレインサンダーズ(@墨田区総合体育館)
5月4日15時5分

 第35節の結果により、チャンピオンシップ最後の1枠をめぐる争いも3チームに絞られた。そのうちの1つ、サンロッカーズ渋谷は第35節のレバンガ北海道戦で連勝を果たした。

 ベンドラメ礼生が2戦とも21得点、第2戦では石井講祐が19得点、盛實海翔も15得点を挙げてジェームズ・マイケル・マカドゥの不在をカバー。シーホース三河が同節を1勝1敗で終えたことで、チャンスが広がった。SR渋谷と三河はともに残り3試合。SR渋谷はこの間の勝利数で三河を1つ上回ればワイルドカード2位に滑り込むことができる。

 第33節からホーム5連戦を戦っていた群馬クレインサンダーズは、第35節の新潟アルビレックスBB戦に連勝した。第1戦は立ち上がりから相手を圧倒し、94-62で勝利。第2戦はチリジ・ネパウエの退場でスイッチが入った新潟に苦しめられたものの、トレイ・ジョーンズの安定した得点力に加え、要所で高さのアドバンテージを生かし85-79と接戦を制した。

 シーズン負け越しがすでに決まっているとはいえ、B1昇格初年度勝利数のリーグ記録を「24」に伸ばした群馬。残り3試合に全勝して“借金”「1」で終えたい。

 今シーズンの対戦成績はSR渋谷の2勝1敗だが、得失点差では群馬が上回っている。SR渋谷はディフェンスがカギになりそうだ。ディフェンダーとして名を馳せてきた広瀬健太の経験値が、この重要な一戦で大きな意味を持つことになるだろう。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・SR渋谷(HC:伊佐勉)
関野剛平
ケビン・ジョーンズ
高橋耕陽
ベンドラメ礼生
西野曜
ジェームズ・マイケル・マカドゥ
渡辺竜之佑
広瀬健太
石井講祐
ライアン・ケリー ※インジュアリーリスト
盛實海翔
ジョシュ・ハレルソン
田渡修人
井上宗一郎

・群馬(HC:トーマス・ウィスマン)
マイケル・パーカー
トレイ・ジョーンズ
五十嵐圭
八村阿蓮 ※特別指定
杉本天昇
野本建吾
オンドレイ・バルヴィン
笠井康平
菅原暉
アキ・チェンバース
上江田勇樹
山崎稜
ジャスティン・キーナン

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