【茨城vs三河】前回対戦は三河が勝利…茨城は相手の3ポイントシュートに警戒したい

大橋裕之

フリーライター

■茨城ロボッツ vs シーホース三河（＠アダストリアみとアリーナ）
5月4日15時35分

　茨城ロボッツは、代替試合となる今節からB1昇格1年目のシーズンを締めくくるホームゲーム3連戦を戦う。

　4月29、30日に行われた第35節の横浜ビー・コルセアーズ戦を7人で戦い抜いた。2連敗を喫したが、第2戦では第3クォーター序盤までリードを奪うなど気概を示した。第2戦はチェハーレス・タプスコットが15得点10リバウンド、エリック・ジェイコブセンは29得点21リバウンドとゴール下で奮闘。平尾充庸、谷口大智も最後までチームを奮い立たせた。

　一方、三河は第35節の富山グラウジーズ戦で先勝したものの、第2戦を78－81で落とした。13得点をマークした角野亮伍の3ポイントシュートで残り11秒で1点差まで肉薄したが、あと一歩及ばず。18個のターンオーバーを犯してしまい、相手のディフェンスを攻略できず痛い敗戦となった中、柏木真介が今シーズン最多の7アシストをマークしたことは好材料だ。

　茨城と三河は2021年10月27日に対戦し、その際は71－81で茨城が敗れた。福澤晃平、タプスコット、ジェイコブセンが2ケタ得点を記録したものの、相手に15本もの3ポイントシュートを決められてしまった。そのため、茨城としては相手のアウトサイドシュートに最大限の警戒を示したいところだ。

　対するワイルドカード2位の三河は、チャンピオンシップ進出へ一戦も落とせない。アンソニー・ローレンスⅡやシェーファーアヴィ幸樹、ダバンテ・ガードナーらで高さのアドバンテージを生かしつつ、シューター陣にパスを供給して内外バランスのいいオフェンスを展開したい。

　文＝大橋裕之

■ロスター
・茨城（HC：リチャード・グレスマン）
遥天翼
 福澤晃平
 多嶋朝飛
 チェハーレス・タプスコット
 中村功平
 髙橋祐二
 エリック・ジェイコブセン
ハビエル・ゴメス・デ・リアニョ
平尾充庸
 鶴巻啓太
 谷口大智