2022.05.05

【三河vs川崎】両軍にとっての大一番、ホームの三河は会場一体でCSへの切符をつかみ取れ!

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

シーホース三河vs 川崎ブレイブサンダース(@ウィングアリーナ刈谷)
第1試合:5月7日15時5分 第2試合:5月8日15時5分

 レギュラーシーズン最終節、ウィングアリーナ刈谷で笑うのはホームのシーホース三河か、それとも川崎ブレイブサンダースか。両軍による2連戦は、「B.LEAGUE QUARTERFINALS 2021-22」の行方を占う大一番だ。

 ワイルドカード2位に位置する三河は、連勝すれば文句なしでCS行きが決定。第35節の富山グラウジーズ戦では手痛い1敗を喫したが、5月4日の茨城ロボッツ一戦では110−98で点取り合戦を制した。この試合で際立ったのはキャリアハイの31得点をたたきだしたシェーファーアヴィ幸樹ジェロード・ユトフもダブルダブルの活躍で勝利に貢献した。

 川崎は前節、ホームでアルバルク東京を連破し東地区2位へ浮上した。なかでも第2戦では開始から圧巻の強さを披露し、29−0の連続得点を記録。攻撃では全員が得点し、守備でも53失点に抑えてレギュラーシーズンのホーム最終戦を飾った。

 川崎としてはCSのホーム開催権獲得が絶対条件であり、三河相手にも堅い守りを武器に2勝を目指す。篠山竜青が前線から激しいプレスを掛け、インサイドではパブロ・アギラールのスティールやジョーダン・ヒースのブロックで三河を封じ込みたい。

 中2日で大一番を迎える三河。高さとうまさを兼ね備える相手ビッグマンを自由にさせないためには、シェーファーの臨機応変な対応力がカギとなりそうだ。攻撃では、やはり西田優大のエースとしての真価が問われる。連勝するには選手の力だけでは足りず、ファンの後押しが必要不可欠。今シーズン掲げた『全力三河』を合言葉にCSへの切符をつかみ取れ。

文=小沼克年

■ロスター
・三河(HC:鈴木貴美一)
ジョナサン・オクテウス ※インジュアリーリスト
柏木真介
細谷将司
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
長野誠史
アンソニー・ローレンスII
山本浩太
ジェロード・ユトフ
根來新之助
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・川崎(HC:佐藤賢次)
藤井祐眞
篠山竜青
増田啓介
前田悟
鎌田裕也
綱井勇介
ニック・ファジーカス
マット・ジャニング
熊谷尚也
長谷川技
パブロ・アギラール
ジョーダン・ヒース

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