2022.05.12

【琉球vs秋田】まずは重要な初戦に注目…琉球はリバウンド、秋田は3ポイントの出来がポイント

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

琉球ゴールデンキングス vs 秋田ノーザンハピネッツ(@沖縄アリーナ)
第1戦:5月13日19時35分 第2戦:5月14日18時5分
第3戦:5月16日19時35分(※第2戦を終えて1勝1敗の場合のみ第3戦を開催)

 ここから先は食うか、食われるか。2021-22シーズンのBリーグチャンピオンを決する「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021−22」は、沖縄アリーナで行われる琉球ゴールデンキングスvs秋田ノーザンハピネッツの試合から戦いの火蓋が切って落とされる。

 4月6日にCS出場を決めた西地区王者の琉球に対し、崖っぷちから沖縄行きのチケットをつかみ取った秋田。レギュラーシーズンでは対戦がなく、唯一対戦したのが12月1日の天皇杯4次ラウンドだった。その際は101-69で琉球が快勝した、桶谷大ヘッドコーチは「その時は古川(孝敏)選手が代表活動明けの合流だったのでフィットしていなかった」とあまり参考ならないといった様子。

 セミファイナルまでホーム開催権を獲得した琉球は、短期決戦で重要な初戦をモノにすることでいい流れをつかみたい。ジャック・クーリーを軸にリーグトップの数字を記録したリバウンドを支配できれば、シーズン同様の強さを発揮できるはずだ。また、古巣とCSで相まみえる小野寺祥太の奮闘にも期待が高まる。

 一方の秋田は、クラブ初のCSで爪痕を残せるか。敵地で2勝を手にするには、激しいディフェンスを披露し続けることはもちろん、リーグ1位の3ポイントシュート成功率が大きなポイント。堅いディフェンスを敷く琉球に対し、田口成浩や古川、ジョーダン・グリンらには決めきるメンタリティーが求められる。

 文=小沼克年

■ロスター
・琉球(HC:桶谷大)
小寺ハミルトンゲイリー
並里成
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太 ※特別指定
ドウェイン・エバンス
岸本隆一
田代直希
今村佳太
満原優樹
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利

・秋田(HC:前田顕蔵)
王偉嘉
大浦颯太
田口成浩
ジョーダン・グリン
アレックス・デイビス
川嶋勇人
伊藤駿
中山拓哉
長谷川暢
多田武史
保岡龍斗
カディーム・コールビー ※インジュアリーリスト
コルトン・アイバーソン
古川孝敏

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