2022.05.29

リベンジに燃える琉球ゴールデンキングスの桶谷大HC「借りを返したい」

黒星となった第1戦を振り返った桶谷HC[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 5月28日に東京体育館で開催された「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22」の第1戦。琉球ゴールデンキングスは第3クォーター終了時に56-54と、宇都宮ブレックスを相手に2点をリードしたが、第4クォーターで5-26と圧倒され、61-80で第1戦を黒星で終えた。

 第3クォーターまでは互角の戦いだっただけに、最終クォーターでの失速は指揮官にとっても悔しい出来事だったようだ。試合後、琉球の桶谷大ヘッドコーチが記者会見に出席し、「第3クォーターの最後まではいい形で自分たちのプレーができていた」と振り返った。

「しかし、その後に流れを宇都宮さんに完全に持っていかれてしまいました。第4クォーターは自分たちのボールムーブがないなか無理にアタックをかけてしまって、そこで走られて一気に差をつけられてしまい、その後も流れを取り戻すことができませんでした」

 第4クォーター、シュートが決まらず攻めあぐねた琉球に対し、比江島慎のバスケットカウントやジョシュ・スコットのインサイドなどで得点を許した。点差を縮めようと奔走したが、宇都宮のペースを崩すには至らなかった。

 しかし、桶谷HCは「明日はチームとして、もう一度自分たちのやってきたディフェンスとオフェンスをしっかりとできるようにやりたいと思います」と、宇都宮へのリベンジに燃えているようだ。

「40分間、宇都宮さんのディフェンスやプレッシャーがかかる中で⾃分たちの形を出すのはしんどいと思いますが、それを乗り越えることができないと勝利はないと思うので、もう⼀度マインドセットをしっかりして宇都宮さんに借りを返したいです」

 琉球としてはまず第2戦に勝利し、球団史上初となる優勝に望みをつなげたいところだ。白熱した試合展開が予想される第2戦は、29日の16時5分より開始予定となっている。

この試合の他の記事

琉球ゴールデンキングスの関連記事

B1の関連記事