2022.05.28

宇都宮が勝負所で堅守を発揮…琉球に19点差で快勝、2度目の制覇へ王手/BリーグCS

宇都宮が琉球を破り、Bリーグ初年度以来となる制覇へ王手[写真]=B.LEAGUE
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 5月28日、東京体育館で「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22」が行われ、宇都宮ブレックス琉球ゴールデンキングスと対戦した。

 2年連続でファイナルへ進み、Bリーグ初年度以来となる制覇を目指す宇都宮は比江島慎遠藤祐亮鵤誠司ジョシュ・スコットアイザック・フォトゥが先発。西地区から初のファイナル進出を果たした琉球はコー・フリッピンドウェイン・エバンス岸本隆一今村佳太ジャック・クーリーがスターターを務めた。

 エバンスの得点で幕が開いたこの試合は、開始約3分で4-4とロースコアの立ち上がりとなる。宇都宮はチェイス・フィーラーの3ポイントシュート、琉球はクーリーのオフェンスリバウンドから得点を重ねるが、大きな差は生まれず18-19と琉球のリードで第1クォーターが終了。

 迎えた第2クォーターは開始直後から琉球に8連続得点を奪われ、宇都宮としては苦しい展開に。それでも遠藤の2連続3ポイントシュートで逆転に成功すると、その後フォトゥや比江島のアタックでポイントを奪い、38-33と宇都宮の5点リードで試合を折り返した。

 宇都宮優位で突入した第3クォーターは、両チームとも素早い流れから得点を奪い合う。なかなか得点差が広がらない拮抗した展開となり、54-56で勝負の最終クォーターへ。

 最後の10分間で試合の主導権をつかんだのは宇都宮だった。リーグナンバーワンの堅守を披露し、約5分間をわずか2得点に抑えると、その間に比江島の積極的なアタックで得点を重ね、じりじりとリードを広げる。そのまま流れを明け渡すことなく試合を進め、80-61で快勝を収めた。

 勝利した宇都宮はフィーラーが19得点12リバウンド、スコットが18得点、比江島が17得点をマーク。琉球はクーリーが17得点16リバウンドを挙げたものの、最終クォーターの失速が大きく響いた。

■試合結果
琉球ゴールデンキングス 61-80 宇都宮ブレックス(@東京体育館)
琉球|19|16|21|5|=61
宇都宮|18|20|16|26|=80

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