2022.05.29

チームの成長を実感する宇都宮ブレックスの遠藤祐亮「自分たちの強みを見いだせた」

第2Qで2本連続の3Pシュートを沈めた遠藤[写真]=B.LEAGUE
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 5月28日に東京体育館で「日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22」の第1戦が開催。第4クォーターで26-5と圧倒した宇都宮ブレックスが、80-61で琉球ゴールデンキングスを下し、1勝目を獲得した。

 第2クォーターの中盤にかけてリードを奪われたが、遠藤祐亮が2本連続で3ポイントシュートを沈め、32-29と逆転。琉球にタイムアウトを切らせる強烈な一撃を食らわせ、観客を大いに沸かせた。

 前述の3ポイントシュートや持ち前のディフェンスなどでチームをけん引した遠藤は、「第3クォーターまでずっと我慢しなきゃいけない試合展開だった」と語り、次のように続けた。

「相手に得点を許す場面もあったけど、今まで4試合を戦ってきた力というか、それが今日の試合も出て。明日に向けて、自分たちの強みを見いだせた試合だったかなと思います」

 また、大会を通じてチーム力にさらなる磨きがかかっているという。「このチャンピオンシップで自分たちは強くなっているし、この1戦目を取れたというのは自分たちの自信につながっているので。相手にリードされる場面もあったのに、最後は19点差で終われたのは、自分たちが成長できたからこそだと思います」。

 昨シーズンもファイナルまで進んだ宇都宮は第3戦の末、千葉ジェッツに敗北。準優勝に終わった悔しさを晴らすためにも、29日に行われる第2戦では勝利への執念を見せてくれることだろう。

「昨シーズンは本当に悔しい思いをしたので、このまま2連勝してチャンピオンになれるように、ファンの皆さんと一緒に戦えたらいいなと思います」

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