2022.06.22
Bリーグは6月21日、2023-24シーズン終了後以降の昇降格設計を発表した。
2022-23シーズン終了後、B1とB2の入れ替わりは2クラブが自動昇降格。B1についてはリーグ戦下位2クラブ(ワイルドカード)、B2についてはB1ライセンスかつ年間最終順位上位2クラブがそれぞれ対象となる。B2とB3の入れ替わりは自動昇降格で、B2についてはリーグ戦下位2クラブ(ワイルドカード)が降格し、B3についてはB3内での審議、理事会別途決議後に昇格クラブが決定。2023-24シーズン終了後は、2022-23シーズン終了後と同様の方式となることが新たに決まった。2024-25シーズン終了後、2025-26シーズン終了後の昇降格については、将来構想の接続を検討した上で決定するという。
Bリーグの島田慎二チェアマンが同日、理事会後のメディアブリーフィングで2026-27シーズンから予定されている“新B1”など将来構想を改めて説明した。コロナ禍など様々な弊害があるものの、入場者数基準が平均4000名、売上基準が売上高12億円、新アリーナ基準といった3つの重要指針について、「現時点では基準を変更する設定は想定していません」とコメント。また、新B1基準をクリアしてくるクラブが10クラブなければ、将来構想は延期するという。「10クラブあるのか、ないのかが、実際にやるのか、やらないのかの大きな試金石になってきます」。
3次審査までに新B1基準達成の可能性があるクラブは現時点で10クラブ前後を想定しており、千葉ジェッツと琉球ゴールデンキングスは1次審査(もしくは2次審査)にて基準を達成する可能性が高いようだ。
2021年6月に発表済みの審査基準は以下のとおり。
●審査基準(初回審査)
■1次審査
・アリーナ
①2026-27シーズン〜2028-29シーズンまでに新設アリーナ基準を充足したアリーナの利用
(その確からしさの証明※「着工済み」もしくは「施工者決定+実施設計進捗+諸課題解決進捗)
②対象シーズン2年前にカーディング設定可能な109日の確保
・入場者数
2期連続4,000名以上
・売上高
2期連続12億円以上※バスケ関連事業売上9.6億円以上
■2次審査
・アリーナ
1次審査と同様
・入場者数
1期4,000名以上
・売上高
1期12億円以上※バスケ関連事業売上9.6億円以上
■3次審査
・アリーナ
1次審査と同様
・入場者数、売上高
1期「4,000名以上かつ売上高9億円以上」もしくは1期「3,000名以上かつ売上高12億円以上」
※審査対象期間は、2期連続:2022-23シーズン~2023-24シーズン、1期:2023-24シーズン
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