2022.07.05

滋賀レイクスターズが15周年の節目にリブランディング…エンブレムと呼称を変更

滋賀がリブランディングに関する会見を実施
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 7月5日、滋賀レイクスターズがリブランディングに関する記者会見を実施した。

 15周年を迎えるクラブは、“S”を全面に押し出した新たなエンブレムに変更。観客を熱くする闘志を体現し、勝利をつかみ取る「SPIRIT」、デジタルを駆使し、理にかなった戦術戦略で道を拓く「SMART」、唯一無二のエンターテイメントで魅了する「SPECTACLE」、環境先進県の滋賀からSDGsをリードする取り組みを発信する「SUSTAINABLE」の4つがエンブレムに込められており、「我々が滋賀から日本一の存在になることを通じて、滋賀を日本一誇らしい憧れの地にしていくこと」(上原仁代表取締役会長)を目標に活動していく。

 チーム名は「滋賀レイクスターズ」を継続。「誇らしく、滋賀の象徴でもある琵琶湖の名を冠していることをより強調するため」(上原代表取締役会長)に、呼称が「滋賀レイクスターズ」から「滋賀レイクス」へと変わった。

 上原代表取締役会長は「日本一になるという目標は、決して容易なことではありません。高い壁、目標であったとしても、必ず達成するという強い信念を、クラブに関わるすべての人間が胸に持って、『FAITH』、日本一への信念を持って邁進していきます。新生レイクスのスタートです」と決意を述べた。

 エンブレムデザインを手掛けた大岩Larry正志氏は「『日本一』、『王者』をテーマにしています。その風格や佇まいを表すため、エンブレム型というドッシリとしたものにしました」と明かした。また、輝かしいゴールドをサブカラーに採用。「琵琶湖のブルー、王者のゴールド。『滋賀を日本一に』という目標を色にも表せたのかな」とコメントした。

 会見にはミュージシャンの西川貴教氏、元フェンシング日本代表でアドバイザー就任が決まった太田雄貴氏と、滋賀県出身の著名人2名も参加。クラブとともに地元を盛り上げていくことを誓った。

 2021-22シーズンにキャプテンを務めた柏倉哲平のほか、狩野祐介杉浦佑成の新加入2人も登壇。柏倉は「滋賀レイクスとしてのプライドを持って、応援してくださる皆さん、そして滋賀のために全力で戦っていきたいと思います。応援のほどよろしくお願いいたします」と意気込んだ。

 滋賀はルイス・ギルヘッドコーチ体制2年目の新シーズンを迎えるにあたり、前述の2人と日本代表のテーブス海に加え、ジェイコブ・ワイリーエリック・マクリーイヴァン・ブバといった経験豊富なメンバーを獲得。上原代表取締役会長は「3カ年計画を進めている中、1年目の昨シーズンはチームとしてのフィロソフィーを一貫させることをテーマにしていました。柏倉キャプテンの下、とてもいい形で進んだと思っています」と振り返り、オフの補強について「胸を張れる」と自信をのぞかせた。そして「日本一」への思いも明かした。

「2030年に日本一のクラブになる。それは一度きりの優勝だけではなく、常勝軍団としてチームが日本一になること。クラブ自体が地域に愛され、地域に貢献する。『滋賀レイクスは日本一だね』と、当たり前に感じられる状況を作っていきたいです。まずは新シーズン、チャンピオンシップ進出を明確な目標としていきます。3年目の来シーズン、チームとしての優勝を目指していくことを進めています」

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