2022.12.15

【千葉Jvs茨城】東地区首位の千葉Jに挑む茨城…勝敗の分かれ目はディフェンスリバウンド

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千葉ジェッツ vs 茨城ロボッツ(@船橋アリーナ)
GAME1:12月17日15時5分 GAME2:12月18日15時5分

 千葉ジェッツは前々節で連勝が7で止まったものの、前節仙台89ERSに勝利した。第1クォーターは得点が伸びなかったが、第2クォーターはクリストファー・スミスを中心に得点を重ね、後半は危なげない試合運びだった。前々節にキャリアハイの22得点を挙げた原修太は、前節も10得点。直近の11試合中9試合で2ケタと絶好調だ。

 東地区首位の千葉Jに今節挑むのは、茨城ロボッツ。前節はアルバルク東京の安定した攻防を崩すことができず、21点差の完敗となった。ターンオーバーは7個と少なかったが、フィールドゴール成功率が40パーセントを切り、フリースロー試投数も9本止まり。福澤晃平が前々節第2戦に続いて2ケタ得点を挙げたことは良い兆しだが、その一方でトーマス・ケネディがこのところ精彩を欠いているのが気になる。外国籍選手の残り1枠がまだ埋まっていない茨城に今最も必要なのは、ケネディの活躍だ。

 茨城は東地区最下位ながら勝率ではレバンガ北海道と並んでおり、1つ勝てば最下位を脱する可能性が出てくる。同地区上位との対戦が続く中で千葉Jを撃破すれば、勢いが生まれるに違いない。そのために必要なのはリバウンドの確保。オフェンスリバウンドがリーグ2位の千葉Jに対し、茨城はディフェンスリバウンドがリーグで2番目に少ない。相手にセカンドチャンスを与えないことが勝利への大前提となる。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・千葉J(HC:ジョン・パトリック)
富樫勇樹
ヴィック・ロー
二上耀
西村文男
大倉颯太
佐藤卓磨
ギャビン・エドワーズ
ラシードファラーズ
荒尾岳
原修太
ジョン・ムーニー
クリストファー・スミス

・茨城(HC:リチャード・グレスマン)
トーマス・ケネディ
福澤晃平
多嶋朝飛
荻沼隼佑 ※ユース育成特別枠
チェハーレス・タプスコット
中村功平
山口颯斗
エリック・ジェイコブセン
山口哲平 ※ユース育成特別枠
鍵冨太雅
平尾充庸
鶴巻啓太
林翔太郎
ジャワラジョゼフ

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