2022.12.22

【信州vs島根】6連勝と絶好調の信州、島根撃破へはビュフォード対策が必須

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信州ブレイブウォリアーズ vs島根スサノオマジック(@ホワイトリング)
GAME1:12月24日15時5分 GAME2:12月25日15時5分

 信州ブレイブウォリアーズが6連勝と調子を上げてきた。前節の滋賀レイクス戦はGAME1で19個のターンオーバーを誘って65失点、GAME2は15ターンオーバーで69失点と持ち前のディフェンス力が光った。

 前々節に復帰したばかりの熊谷航がGAME1で10得点、12月に入って得点を伸ばしている栗原ルイスがGAME2で今シーズン5度目の2ケタとなる11得点。岡田侑大以外の日本人選手の貢献度が高まっている。

 対する島根スサノオマジックは、12月に入って上位チームとの対戦が続いていることもあり、勝率を伸ばしきれていない。このところGAME1を落とし、GAME2を取り返すケースが多く、前節の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦もGAME1に敗れ、GAME2を延長の末に制している。

 GAME2ではペリン・ビュフォードがトリプルダブル、ニック・ケイが25得点で勝利に貢献しているが、この2人はそろって45分フル出場、ケイに至ってはGAME1も40分フル出場とプレータイムの偏りはさらに顕著になっている。

 勝率は異なるものの信州は中地区で、島根は西地区でいずれも4位につけている。混戦模様の順位争いにおいて、今後上位戦が続く信州にとっては特に今節がターニングポイントになる可能性もある。勝利のカギはやはりディフェンス。オフェンスの起点となるビュフォードに対し、チームとして組織的な守り方ができるか。

 文=吉川哲彦

■ロスター
・信州(HC:勝久マイケル)
熊谷航
栗原ルイス
マシュー・アキノ
前田怜緒
ジョシュ・ホーキンソン
サイモン拓海
三ツ井利也
ウィリアム・モズリー
生原秀将
ウェイン・マーシャル ※インジュアリーリスト
アンソニー・マクヘンリー
岡田侑大

・島根(HC:ポール・ヘナレ)
後藤翔平
ペリン・ビュフォード
安藤誓哉
ニック・ケイ
北川弘
リード・トラビス ※インジュアリーリスト
阿部諒
白濱僚祐
津山尚大
ウィリアムスニカ
アンドリュー・ファーガソン
谷口大智

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