【A東京vs滋賀】12月負けなしのA東京に対し、ハミルトンは存在感を発揮できるか

■アルバルク東京 vs滋賀レイクス（＠アリーナ立川立飛）
GAME1：12月24日15時5分　GAME2：12月25日15時5分

　シーズンが中盤戦に突入し、アルバルク東京のギアが上がってきた。富山グラウジーズを迎え撃った前節は第1戦が74－66、第2戦が78－74といずれも勝利。ペイントエリアでは力負けする場面もあったものの、3ポイントシュートは最小限に抑え、オフェンスでは得点バランスもまずまずだった。12月に入って負けなしの7連勝中だが、田中大貴が5試合欠場していることは不安要素だ。

　杮落としを勝利で飾った第10節を皮切りに、滋賀ダイハツアリーナでの5連戦に臨んだ滋賀レイクス。その最後となった前節は信州ブレイブウォリアーズに連敗を喫し、1勝4敗と厳しい現実を突きつけられた。

　ターンオーバーやファウルの多さといった不安要素を信州に上手く突かれ、特にGAME1は第3クォーターにターンオーバーがかさんでしまったのが響いた。合流間もないジョーダン・ハミルトンはオールラウンダーぶりを発揮しているものの、ここ2シーズンのような強烈な存在感はまだ出せていない。

　今回の会場は、リーグ戦では今シーズン初開催のアリーナ立川立飛。一昨シーズン、滋賀はここでGAME1に2点差の大熱戦を演じ、翌日は7点差でA東京に勝利した。ハミルトンはGAME1でトリプルダブルを達成し、相手を苦しめた。今回も同様のパフォーマンスを披露すれば、A東京も決して安泰ではない。

　文＝吉川哲彦

■ロスター
・A東京（HC：デイニアス・アドマイティス）
ジャスティン・コブス
 藤永佳昭
 岡本飛竜
 吉井裕鷹
 安藤周人
 ザック・バランスキー
 セバスチャン・サイズ
 宇都宮陸 ※特別指定
平岩玄
 ライアン・ロシター
 田中大貴
 笹倉怜寿 ※インジュアリーリスト
アレックス・カーク
 小酒部泰暉