【FE名古屋vs三河】“初”の愛知ダービー…FE名古屋が守り勝つか、三河が打ち勝つか

■ファイティングイーグルス名古屋 vsシーホース三河（＠名古屋市枇杷島スポーツセンター）
GAME1：12月24日15時5分　GAME2：12月25日15時5分

　初顔合わせとなる愛知ダービーが聖なる日に組まれた。その対戦カードはファイティングイーグルス名古屋vsシーホース三河。クリスマスプレゼントをファンへ届けるのは、果たしてどちらか。

　前節は両チームともに1勝1敗で終えた。FE名古屋はアウェーで大阪エヴェッサと対戦。初戦は第1クォーターから30得点を与えてしまい9点差で敗れたが、GAME2では83−72でリベンジ。この日は精度の高い攻撃を披露し、2ポイントシュート成功率が58.1パーセント、3ポイントシュートも40.7パーセントと高確率で沈めた。

　三河は前節、琉球ゴールデンキングスをホームに迎え撃った。GAME1はターンオーバーを「6」に留めたが、リバウンドで17本の差をつけられ65−76で敗戦。GAME2は前日より1本少ない計25リバウンドとなるも、相手のリバウンドを28本に抑えて互角に。攻めてはダバンテ・ガードナーが33得点の活躍を見せたほか、全体でも高いシュート力を発揮して琉球を破った。

　互いにここまでの平均得点は75点前後だが、ディフェンスではFE名古屋の方が上と言えるだろう。平均スティール数は三河の5.9本に対し、FE名古屋は7.95本と上回っている。

この試合は豊富な選手層を誇る三河が攻撃で押し切るか、それともFE名古屋が守り切るかの戦いになりそうだ。ホームのFE名古屋は、ここまでフル稼働でチームをけん引するジェレミー・ジョーンズに期待。現在B1トップのスティール数を記録する同選手が、今節も活躍するか注目だ。

　文＝小沼克年

■ロスター
・FE名古屋（HC：川辺泰三）
アンドリュー・ランダル
 宮崎恭行
ストックマンJr. ケドリック
エヴァンスルーク
 林瑛司
 宮本一樹
 石川海斗
 野﨑零也
 中村浩陸
 ジョナサン・ウィリアムズ
 満尾竜次 ※特別指定
相馬卓弥
 笹山貴哉
 ジェレミー・ジョーンズ
 葛原大智