2023.06.29
トルコ出身のケレム・カンターが所属する秋田ノーザンハピネッツは、2月6日未明に発生したトルコ南部が震源の地震における甚大な被害を受けたことから、「2023年トルコ・シリア地震救援金募金活動」を行なった。
2月11日・12日のBリーグ第22節仙台89ERS戦の会場であるCNAアリーナ☆あきたで実施された同活動には、カンター自身も参加し、総額114万5414円の救援金が集まった。なお、集まったこのお金は、2月24日に日本赤十字社秋田県支部へ贈呈された。
募金活動について、カンターは以下のとおりコメントしている。
「トルコ・シリアで地震が起きて、約5万人の犠牲者が出て、人の命だけでなく建物だったり、資源も止まってしまい、苦しい状況です。こうやって秋田のファンもそうですが、日本の方々がトルコとシリアのためにサポートしていただいていることに対して本当に嬉しく思います。
何よりも世界で見ても日本は地震が多い国で、その中でどうやって生きていくのかというのに力を入れている国だと思います。
今回の地震では建物が壊れ、そこからの被害が多かったのですが、日本のビルや家は耐震がしっかりされています。この地震を通して、日本の皆さまのサポートで学ぶことも多いと思います。
地震はこれで終わるわけではないので、未来のために予防として日本の地震対策をトルコもシリアも学ばないといけないと思います。
まずは本当に秋田ノーザンハピネッツのブースター・ファンの皆さまを含め、多くの方々がトルコのことを想い、募金してくださったことに感謝しています」
また、カンターは、自身のSNSでも改めて募金に対する感謝の言葉を述べるとともに、引き続き救済支援への呼びかけを行っている。
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