2023.02.24

琉球に加入した開志国際高校1年の平良宗龍「この舞台に立つチャンスが巡ってきた」

特別指定選手として琉球に加入した平良[写真提供]=琉球ゴールデンキングス
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 2月23日、琉球ゴールデンキングスは特別指定選手として加入した平良宗龍(開志国際高校1年)の入団会見を行った。

 沖縄県出身で現在16歳の平良は、会見冒頭で「これまで支えてくれたすべての方に感謝したいです。出場機会をもらえたら、自分の持ち味である3ポイントやドライブをしっかり表現できたらと思っています。短い間ではありますがよろしくお願いいたします」と語ると、「『ここまで来たんだな』、『ここから頑張らないといけないな』という二つの気持ちが混ざっています」と素直な心境を明かした。

 小学校5年生からキングスアカデミースクールでプレーしていた平良は、「当時からキングスのトップチームでプレーしたいという強い気持ちがありました。今この舞台に立つチャンスが巡ってきたので、これをしっかりものにしたいです」と意気込みつつも、高校とBリーグでは練習中から大きな違いがあるという。「フィジカル面はもちろんなんですけど、プレー中の声かけだったり、コミュニケーションの部分が全然違うなと感じています」。

「自分のレベル、スキルをもっと上げるための期間にしたい」と語る平良[写真提供]=琉球ゴールデンキングス

「この期間で得たものをチームに持ち帰って、しっかり実践していきたい」と話す平良は、一緒にプレーするのが楽しみな選手を聞かれると、岸本隆一(琉球)の名前を挙げた。

「ずっと子どもの頃から見てきた憧れの選手なので、一緒に試合に出れたらありがたいなと思います。岸本選手や富樫(勇樹/千葉ジェッツ)選手は、身長が低い中でも自分で得点を取りにいける素晴らしい選手なので、しっかり見習っていきたいです」

 昨年末に行われた「ウインターカップ2022」では、1年生ながら決勝戦で4連続3ポイントシュートを含む14得点と活躍し、開志国際の優勝に大きく貢献。爆発力も兼ね備える平良は、「この特別指定だけでは終わらず、この先もキングスのトップチームに絡んでいけるような選手になっていきたい」と力強く語った。

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