2023.02.16

高確率で3ポイントを射抜いた今村佳太…「会場の熱気や歓喜が勝利を手繰り寄せた」

6本中4本の3ポイントを沈めた今村(中央)[写真提供]=日本バスケットボール協会
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 2月15日、「第98回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」セミファイナルが開催され、琉球ゴールデンキングスはホームの沖縄アリーナで横浜ビー・コルセアーズと激突した。

 3ポイントシュートを次々と沈め、琉球は序盤から2ケタリードをつかむ。先発シューターの今村佳太も6本中4本の長距離砲を決めるなど好調を維持し、第4クォーターの残り約3分でも要所で3ポイントシュートを炸裂させ、横浜BCに対抗。彼の活躍もあり、最終スコア96-91で琉球が決勝戦への切符をつかみ取った。

 試合後、クラブ広報を通じ今村のコメントが発表。相手の勢いに飲まれないよう、積極性を前面に出して試合に臨んだという。「一発勝負の試合は、少しでも受け身になってしまうと相手の勢いに飲み込まれてしまうと思うので、戦う姿勢やアグレッシブさを意識して試合に挑みました」。

チーム2番目の21得点を挙げた今村[写真提供]=日本バスケットボール協会

 試合序盤からリードする展開が続いた琉球だったが、最終クォーターでは1ポゼッション差まで詰め寄られる場面も。今村も「タフな試合だった」とひりつきを感じていたようで、「一人ひとりがやるべきことを遂行し、勝利をつかむことができました。何より会場の熱気や歓喜が、今日の勝利を手繰り寄せた一番の要因だったと思います」と勝因を分析した。

「チームがさらなる高みに上るきっかけになると思うので、今の良いメンタリティーを維持しながらファイナルに挑みたいと思います」と、今村は来るファイナルの舞台に気持ちを高ぶらせている。

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