2023.06.29

秋田ノーザンハピネッツが5選手の契約&退団を発表…チーム最多得点のキッドは契約満了

(左から)秋田を退団するカンター、キッドと、残留が決まった保岡[写真]=B.LEAGUE
バスケ情報専門サイト

 秋田ノーザンハピネッツは6月29日、保岡龍斗小栗瑛哉ワン・ウェイジャの3選手と、2023-24シーズンの選手契約継続に合意したと発表。また、ケレム・カンタースタントン・キッドが契約満了に伴い退団することを発表した。

 秋田一筋で8シーズン目に突入することが決まった保岡は、現在28歳のシューティングガード兼スモールフォワード。2022-23シーズンは57試合に出場し、1試合平均4.6得点2.0リバウンド1.1アシストを記録した。2023年に特別指定選手として加入した小栗瑛哉は2023-24シーズンが在籍2年目、中国出身のワンは在籍3年目の契約継続となった。

 一方、退団するのはチームの主力だった外国籍選手。キッドはNBA経験もあるアメリカ出身のスモールフォワードで、Bリーグデビューイヤーとなった2022-23シーズンは全60試合に出場。チーム最多の1試合平均17.6得点をマークしていた。

 トルコ出身のカンターも2022-23シーズンがBリーグ1年目。7試合の先発を含む46試合に出場し、1試合平均10.1得点6.0リバウンド1.3アシストの成績だった。

 この日、契約情報が発表された各選手のコメント一覧は以下の通り。

保岡龍斗(契約継続)
「2023-24シーズンも秋田でプレーできることに感謝しています。勝ちに貪欲に自分の役割を遂行して必ずチャンピオンシップの舞台に戻ります」

小栗瑛哉(契約継続)
「2023-24シーズンも秋田ノーザンハピネッツの一員としてプレーさせていただくことになりました。プロバスケットボール選手をこの秋田の地で始められることに感謝して、日々精進していきたいと思います。チームの勝利に少しでも貢献できるよう、そして個人としてもさらにレベルアップできるように頑張ります!秋田ブースターの皆さん、応援よろしくお願いします」

ワン・ウェイジャ(契約継続)
「もう一回チャンピオンシップに出て勝ちたいです。そのために自分の力をもっと出してチームに貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」

スタントン・キッド(退団)
「ありがとう、秋田。 とても良い経験になりました。リーグNo.1のファンそしてブースターに囲まれながら、CNAアリーナ☆あきたでプレーするのはとても楽しかったです。秋田ノーザンハピネッツの皆さまのおかげで、日本1年目はとてもスムーズなプロセスになりました。クラブ、コーチ、そしてチームメイトも一流のプロフェッショナルでした!また会う日を楽しみにしています!来シーズンのご活躍をお祈りしています。そして、秋田でプレーする機会をいただきありがとうございました」

ケレム・カンター(退団)
「情熱的な秋田ファンの皆様へ。シーズンを通してのサポートありがとうございました。アウェーゲームでの応援、そしてトルコ・シリア地震の際には募金活動にご協力いただき心から感謝申し上げます。秋田はこれからも私のホームです」

ケレム・カンターの関連記事

秋田ノーザンハピネッツの関連記事

B1の関連記事