2023.03.07

【三河vs三遠】三河は刈谷での2023年初白星へ…カギは元同僚のオクインをどう封じ込めるか

元バスケットボールキング編集部。主に国内バスケ(Bリーグ、高校・大学バスケ)を中心に取材活動中。バスケでオウンゴールしたことあります。

シーホース三河vs三遠ネオフェニックス(@ウィングアリーナ刈谷)
3月8日19時5分

 ウィングアリーナ刈谷では、中地区6位のシーホース三河と同5位の三遠ネオフェニックスが激突。2勝差で追う三河が価値ある1勝を飾るか、それとも三遠が差を広げるかどうかの注目のダービーマッチだ。

 三河はアウェーで2連勝をマークして中断期間へ突入。前節の富山グラウジーズ戦ではGAME1を81-56でものにすると、GAME2では西田優大の放ったロングシュートが劇的なブザービーターとなり、最終スコア79-76で競り勝った。ただ、ウィングアリーナ刈谷では12月18日の琉球ゴールデンキングス戦を最後に勝利から遠ざかっている。第5節の三遠とのアウェーゲームも71-92の大差で敗れただけに、是が非でも白星をつかんで波に乗りたい。

一方、三遠は第20節からの計6試合でわずか1勝止まりとなり、黒星が重んだ状況でバイウィークへ突入。B1で5番目に多いターンオーバーの数をいかに減らせるかが終盤戦へのポイントになりそうだ。

 今節行われる今シーズン2度目の“三河ダービー”において、最も注目すべきはカイル・オクインだろう。前回の対戦では三河の一員としてプレーし、敗れはしたものの25得点14リバウンドを挙げた。しかし、彼はその後、双方合意の下で三河を退団。新天地となったのが三遠であり、不動のスターターとしてインサイドに君臨している。かつてのチームメートがオクインを封じ込めるか、今度は敵として三河の驚異となるのか。刈谷に凱旋する金丸晃輔の出来も勝敗を大きく左右するだろう。

文=小沼克年

■ロスター
・三河(HC:鈴木貴美一)
中村太地
柏木真介
細谷将司
長野誠史
アンソニー・ローレンスⅡ※インジュアリーリスト
シズ・オルストン
ブランドン・ジャワト
角野亮伍
西田優大
橋本晃佑
セドリック・シモンズ※インジュアリーリスト
シェーファーアヴィ幸樹
ダバンテ・ガードナー

・三遠(HC:大野篤史)
サーディ・ラベナ
ヤンテ・メイテン ※インジュアリーリスト
アイゼイア・ヒックス
高橋快成 ※特別指定
太田敦也
カイル・オクイン
金丸晃輔
根來新之助
半澤凌太
佐々木隆成
細川一輝
山内盛久
ダニエル・ギデンズ
大宮宏正
カイル・コリンズワース ※インジュアリーリスト
土屋アリスター時生

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