2023.03.07

【大阪vsFE名古屋】同率で並ぶ両チームが今季4度目の直接対決

フリーライター

大阪エヴェッサvsファイティングイーグルス名古屋(@おおきにアリーナ舞洲)
3月8日19時25分

 大阪エヴェッサは18勝20敗で西地区5位につける。失点を80失点未満に抑え込んでつかんだ白星は16勝を数え、敗れたものの、前々節のアルバルク東京戦も堅守が光った。しかし、京都ハンナリーズとの前節GAME2では後半にリバウンドで競り負けて82-89の逆転負け。7試合ぶりに失点が80点を超えた。

 そんな大阪は今節、勝率0.474で並ぶ同6位のファイティングイーグルス名古屋と対戦する。今シーズンの直接対決では2勝1敗と先行しており、第5節は66失点、第12節のGAME1も72失点と安定したディフェンスが勝因になった。ホームで直接対決の勝ち越しと、勝率5割復帰に向けて、ショーン・オマラアイラ・ブラウンを中心にリバウンドを確保し、相手の速攻を阻めるか。

 対するFE名古屋はバイウェーク前、ケガ人を抱える状況が続き、9連敗と苦戦を強いられた。特に、1試合平均16.5得点7.1リバウンドを挙げるアンドリュー・ランダルの欠場が響いた。それでも、前節は中地区上位の横浜ビー・コルセアーズを相手に、2戦とも2ケタのターンオーバーを誘って20得点以上を奪うなど、持ち味の防御で粘り強く戦った。

 ランダルの復帰が期待されるなか、今シーズン4度目の大阪戦は、5位浮上の大きなチャンスだ。そのためにも、直接対決で83-72の勝利を挙げた第12節GAME2のように、課題のリバウンドで奮起できるか。エヴァンスルークジェレミー・ジョーンズがボールを奪う起点となり、チームで速攻を仕掛ける展開が増えると、連敗ストップ、さらには順位逆転もグッと近づきそうだ。

文=大橋裕之

■ロスター
・大阪(HC:マティアス・フィッシャー)
エリエット・ドンリー
井手拓実
星野零志
橋本拓哉
竹内譲次
合田怜
飯尾文哉 ※特別指定
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン
鈴木達也
ショーン・オマラ

・FE名古屋(HC:川辺泰三)
アンドリュー・ランダル
宮崎恭行
ストックマンJr. ケドリック
エヴァンスルーク
林瑛司
宮本一樹
石川海斗
野﨑零也
中村浩陸
ジョナサン・ウィリアムズ
満尾竜次 ※特別指定
相馬卓弥
笹山貴哉
ジェレミー・ジョーンズ
葛原大智

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