2023.05.08

シーホース三河の鈴木貴美一HCが退任を発表…1995年の就任以来28年間チームを指揮

退任を発表した鈴木HC[写真]=B.LEAGUE
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 5月7日、シーホース三河は鈴木貴美一ヘッドコーチが今シーズン限りで退任することを発表した。

 東京都出身で現在63歳の同氏は、1988年に現役を引退。秋田経済法科大学で指導者としてのキャリアをスタートさせると、1995年にアイシン精機(現シーホース三河)のヘッドコーチに就任した。また、2006年と2012年には男子日本代表のヘッドコーチにも就任した。三河で28年目となった今シーズンは、27勝33敗の中地区5位で終えた。

 レギュラーシーズン最終戦終了後のファンイベントにおいて、鈴木HCが退任を発表し、代表取締役社長の鈴木秀臣氏が記者会見を急遽実施した。

 鈴木秀臣氏は「1995年の就任以来、天皇杯やリーグ戦での数々の優勝などの大きな功績を残されました。また、この日本のバスケット界に大きな功績を与えた方だと思っています。我々は鈴木HCにずっと感謝をしながら、仕事を一緒に続けてまいりました」と長年チームの指揮を執った名将を称えると、「これまでHC退任を含めた、体制の変換やスタッフの増強、GMを招聘もしくは、ご自身がGMになっていただく道など、様々な形で話を続けてまいりましたが、妥結には至らなかったためご勇退をお勧めしていたところ、本日ご本人から退任されるという発表がございました」と今回の経緯について明かした。

 さらに、「我々はファンの皆さま、 地域の皆さま、協賛会社の皆さま、メディアの皆さま、そんな皆さま方と一緒に、これからのBリーグ、これからのシーホース三河に向かって、より強く、素晴らしいクラブにしていく決意をしております。新しい伝統あるクラブ、新しい歴史をまた一生懸命作っていきたいと考えております」と決意を新たにした。

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