富山グラウジーズは6月5日、小野龍猛、野﨑由之、上田隼輔、喜志永修斗、マイルズ・ヘソンと契約合意に至ったことを発表した。

　東京都出身で現在35歳の小野は、197センチ97キロのスモールフォワード。中央大学から2010年にトヨタ自動車アルバルク（現アルバルク東京）へ入団すると、千葉ジェッツ、信州ブレイブウォリアーズを経て2021年に富山へ入団した。今シーズンは57試合（36試合先発）の出場で、平均5.5得点2.5リバウンド3.1アシストをマークした。

　千葉県出身で現在23歳の野﨑は、183センチ81キロのシューティングガード。2021－22シーズン途中に専修大学から特別指定選手として富山に入団すると、今シーズンは59試合（22試合先発）の出場で、平均4.4得点1.0リバウンド1.1アシストをマークした。

　熊本県出身で現在23歳の上田は、188センチ80キロのスモールフォワード。2021－22シーズン途中に京都産業大学から特別指定選手として富山へ入団すると、今シーズンは57試合（18試合先発）の出場で、平均3.1得点1.2リバウンドをマークした。

　山口県出身で現在22歳の喜志永は、181センチ83キロのポイントガード。専修大学から2023年1月に特別指定選手として富山へ入団すると、今シーズンは28試合（23試合先発）の出場で、平均4.7得点2.1リバウンド4.4アシスト1.1スティールをマークした。

　イギリス代表で現在33歳のヘソンは、198センチ92キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。2010年に母国でプロデビューを飾ると、その後はドイツやフランスなどでプレーし、2021－22シーズンに佐賀バルーナーズへ入団した。今シーズンは香川ファイブアローズと契約を交わしていたが、3月に富山へ期限付移籍すると、22試合（8試合先発）の出場で、平均22.9得点5.7リバウンド3.2アシストをマーク。シーズン最終戦では40得点を叩き出し、富山のB1残留に大きく貢献した。

　今回の発表に際し、5選手はクラブを通じて以下のようにコメントしている。

小野龍猛
「来季も富山グラウジーズの一員として皆さんの前でプレーできるのを心からうれしく思います。チームの勝利に1つでも貢献できるよう精進してまいります。引き続きグラウジーズに熱い声援よろしくお願いします」

野﨑由之
「今シーズンも富山でプレーできることをうれしく思います。昨シーズンの悔しさや、B1に勝ち残ったうれしさなど、次のシーズンにつながるモチベーションは高いです。良いパフォーマンスを見せられるよう頑張りますので、皆さん熱い後押しよろしくお願いします！」

上田隼輔
「来シーズンも富山グラウジーズの一員としてプレーできることをうれしく思います！今シーズンはチームとして思い描く結果にはならないことが多く、悔しい思いをたくさんしました。この経験をもとに、来シーズンこそ富山グラウジーズをチャンピオンシップ出場に導けるようにステップアップしていきます。来シーズンも応援よろしくお願いします！」

喜志永修斗
「グラウジーズブースターの皆さん、こんにちは！　来シーズンも富山で、とても熱いブースターのみなさんとプレーすることができ、うれしく思います。来シーズンはもっと成長した姿を見せて、個人的には新人王を、チームとしてはステップアップできるように頑張るので、来シーズンもよろしくお願いします！」

マイルズ・ヘソン
「富山グラウジーズのファンの皆さんへ。富山へまた戻ってくることができとてもうれしいです。今シーズンの終盤、私と家族は富山でとてもいい時間を過ごせました。来シーズンは最初から富山へ戻れるのでフロントの皆さまには感謝しています。来季はB2への降格を免れるために戦うのではなく、チャンピオンシップへ行けるようにハードワークをしたいと思いますので、応援よろしくお願いします！Go Grouses！」