2024.03.01
9月4日(現地時間3日)、「FIBAユーロバスケット2025」のグループA、グループBは全日程を終え、決勝トーナメントに進出する8チームが出そろった。
グループBではイギリス代表(FIBAランキング48位)がニコラ・ブーチェビッチ(シカゴ・ブルズ)を擁するモンテネグロ代表(同16位)に挑んだ。リバウンドこそ相手の35個に対して28個と下回ったものの、ディフェンスで18個のターンオーバーを誘発。ファストブレイクから20得点を挙げるなど89-83で勝利を収め、初白星を手にしてユーロバスケットの戦いを終えた。
イギリスがユーロバスケットで勝利を挙げたのは2013年以来12年ぶり。得失点差によって決勝トーナメント進出を逃したものの、4得点9リバウンド3アシスト2スティールを記録したカール・ウィートル(レイヤー・ベネチア/イタリア)は「選手たちが成し遂げたことを誇りに思います。特に(57-120でドイツ代表に敗れた)前回の試合のあとだったのでなおさらです。グループリーグ最後の試合で、コートを去る時に後悔のないよう、しっかりと戦い抜きたいと思っていました」と胸を張った。
格上モンテネグロを相手に躍動したのがマイルズ・ヘソンだ。佐賀バルーナーズ、香川ファイブアローズ、富山グラウジーズでプレー経験を持つ35歳は、前半の16得点を含むチーム最多25得点に7リバウンド4アシスト1スティール1ブロックをマーク。5試合すべてに出場し、チーム最多の1試合平均15.0得点に同4.0リバウンド2.2アシスト1.0スティールの活躍を見せた。
ヘソンは大会から姿を消すことになったが、フランツ・ワグナー(オーランド・マジック)やデニス・シュルーダー(サクラメント・キングス)といったNBA組ともプレーするドイツ代表(同3位)のヨハネス・ティーマン(群馬クレインサンダーズ)、ラッシ・トゥオビヘッドコーチ(横浜ビー・コルセアーズ)が率いるフィンランド代表(同20位)などは決勝トーナメントへ。NBA選手の活躍に注目が集まるなか、ヨーロッパ最高峰の戦いに挑むBリーグ関係者からも目が話せない。
■試合結果
モンテネグロ 83-89 イギリス
MNE|26|16|21|20|=83
GBR|25|23|20|21|=89
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