2025.09.04

U16アジアカップ日本代表の対戦相手が決定…準々決勝に勝てばワールドカップ出場決定

日本vsチャイニーズ・タイペイは8月5日に行われる[写真]=fiba.basketball
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 9月4日、モンゴルのウランバートルで開催されている『FIBA U16アジアカップ2025』の準々決勝進出決定戦が行われ、グループフェーズを首位通過した日本代表(FIBAボーイズランキング26位)の対戦相手が、チャイニーズ・タイペイ代表(同51位)に決まった。

 チャイニーズ・タイペイはグループBをニュージーランド代表に次ぐ2位で通過。準々決勝進出決定戦では、レバノン代表(同36位|グループA3位)と対戦し、第1クォーターから29-21とハイペースに加点した。一時追い上げられる時間帯もあったが、グループフェーズ終了時点でチームトップとなる1試合平均20.3得点を挙げていた背番号7のワンイーロ―が、この試合でも3ポイント3本の成功を含む19得点とけん引。一度も逆転を許すことなく、97-90で競り勝った。

 チーム全体では、グループフェーズ終了時点で今大会最多となる1試合平均40.3本もの3ポイントシュートを試投。この日は成功率42.1パーセント(16/38本)と精度よく長距離砲を射抜いており、日本代表戦でも脅威となる可能性がありそうだ。

  5日に行われる日本vsチャイニーズ・タイペイの一戦は、準決勝進出への切符のみならず、来年開催予定の『FIBA U17ワールドカップ2026』の出場権もかかる重要な一戦。中1日でチャイニーズ・タイペイを迎え撃つ日本は、ここまでエースでキャプテンの白谷柱誠ジャック(福岡大学附属大濠高校)が平均16.0得点、10.7リバウンドのダブルダブルと攻守両面で際立つ活躍を見せているほか、ホーキンス然(開志国際高校)が18.0得点、大会トップの3ポイント成功率64.3パーセントと好調。準々決勝でも強力な2人のスコアラーの活躍が期待される。

 現時点では試合開始時間が未定。試合の模様はFIBA公式Youtubeチャンネルでライブ配信される。

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