2025.09.04
モンゴルで開催中の「FIBAU16アジアカップ2025」はグループフェーズの全日程が終了。U16男子日本代表は見事3戦全勝のグループ1位で決勝トーナメント進出を決めた。個人スタッツを見ると将来有望な2人の選手が、3ポイント成功率とスティールの部門で大会1位の記録を残している。
3ポイントシュート部門で驚異的な数字を叩き出しているのはホーキンス然だ。グループステージ3試合を通して、14本中9本の3ポイントシュートを成功。成功率64.3パーセントは堂々の大会1位にランクインしている。特に3試合目のイラン代表戦では5本中4本の3ポイントシュートを沈めており、勝負どころで確実にリングを射抜くそのシュート力は、日本の大きな武器となっている。
一方、オフェンス面はもちろん、ディフェンス面でも絶大な存在感を放っているのが白谷柱誠ジャックだ。3試合で合計11個のスティールを記録し、平均3.7スティールは大会1位タイの数字をマーク。巧みだディフェンスで相手のターンオーバーを誘発し、スピーディーなトランジションバスケットの起点となっている。昨年大会も経験している白谷は、その経験値を存分に発揮していると言えるだろう。
いよいよ負けられない戦いが続く決勝トーナメントでも、変わらぬ活躍を見せてくれるのか。目標である「FIBA U17ワールドカップ2026」への出場権獲得、そしてアジアの頂点を目指す若き日本代表の戦いはここからが本番だ。
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