2023.06.12

“島根のMr.トリプルダブル”や“富山残留の立役者”がランクイン…Bリーグ2022-23シーズン合計&平均得点B1トップ20

B1リーグ2022-23シーズンの合計得点と平均得点ランキングを紹介[写真]=B.LEAGUE
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 Bリーグ創設から7年目となった2022-23シーズン。レギュラーシーズンでは千葉ジェッツがB1歴代最高となる53勝7敗(勝率0.883)の成績を残すと、ファイナルではその千葉Jと琉球ゴールデンキングスが激突。最後は琉球が悲願の初優勝を果たし、今シーズンの幕が閉じた。

 本企画では今季のレギュラーシーズンで選手たちが残したスタッツをまとめ、項目ごとにランキング形式で紹介する。今回は合計得点と平均得点のそれぞれ上位20選手を見ていこう。

 なお、平均のランキングにはBリーグの基準における規定出場試合数に達していない選手も含まれている。

■2022-23シーズン B1合計得点 トップ20

1位:ペリン・ビュフォード島根スサノオマジック1302得点(58試合出場)
2位:ダバンテ・ガードナーシーホース三河1246得点(60試合出場)
3位:ニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース1206得点(58試合出場)
4位:ディージェイ・ニュービル(大阪エヴェッサ1164得点(60試合出場)
5位:スタントン・キッド秋田ノーザンハピネッツ1054得点(60試合出場)
6位:トレイ・ジョーンズ群馬クレインサンダーズ1033得点(51試合出場)
7位:ジェロード・ユトフ京都ハンナリーズ1031得点(60試合出場)
8位:コティ・クラーク名古屋ダイヤモンドドルフィンズ1020得点(53試合出場)
8位:ジョシュ・ホーキンソン信州ブレイブウォリアーズ1020得点(56試合出場)
10位:ショーン・ロングレバンガ北海道1015得点(59試合出場)
11位:河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ1013得点(52試合出場)
12位:ブロック・モータムレバンガ北海道1011得点(57試合出場)
13位:シェック・ディアロ京都ハンナリーズ960得点(59試合出場)
14位:クリストファー・スミス千葉ジェッツ951得点(56試合出場)
14位:ジャック・クーリー琉球ゴールデンキングス951得点(58試合出場)
16位:安藤誓哉島根スサノオマジック947得点(59試合出場)
17位:ケビン・ジョーンズサンロッカーズ渋谷946得点(58試合出場)
18位:チャールズ・ジャクソン横浜ビー・コルセアーズ937得点(59試合出場)
19位:コフィ・コーバーン新潟アルビレックスBB929得点(49試合出場)
20位:ニック・ケイ島根スサノオマジック925得点(60試合出場)

 合計得点の1位には1302得点の大台に乗せ、初のベストファイブへと選出されたペリン・ビュフォードが輝いた。さらに、同じく島根からは、キャリアハイの947得点を挙げた安藤誓哉が16位、Bリーグ1年目となった昨シーズンを上回る925得点を記録したニック・ケイが20位にランクインを果たした。

安藤は4月19日の名古屋D戦では自己最多9本の3ポイントを沈め、キャリアハイとなる37得点を記録した[写真]=B.LEAGUE

 2位にはダバンテ・ガードナー、4位にはディージェイ・ニュービル、5位にはスタントン・キッド、7位にはジェロード・ユトフと、全60試合にフル出場してチームをけん引した鉄人たちが、それぞれ上位に名を連ねた。

 6月17日に38歳のバースデーを迎える大ベテランのニック・ファジーカスは、見事3位に食い込み、まだまだ健在ぶりをアピール。また、北海道を支えたショーン・ロングブロック・モータムは、ともに1000得点を突破した唯一のデュオとなった。

 11位には1013得点を挙げた河村勇輝がランクイン。18位に入ったチャールズ・ジャクソンらとともに横浜BCをけん引すると、球団初のチャンピオンシップ出場に加え、セミファイナル進出を果たす。シーズン終了後のBリーグアワードでは、『新人賞』や『MVP』など個人6冠を受賞した。

■2022-23シーズン B1平均得点 トップ20

1位:マイルズ・ヘソン富山グラウジーズ22.9得点(22試合出場)
2位:ペリン・ビュフォード島根スサノオマジック22.5得点(58試合出場)
3位:ニック・ファジーカス川崎ブレイブサンダース20.8得点(58試合出場)
3位:ダバンテ・ガードナーシーホース三河20.8得点(60試合出場)
5位:トレイ・ジョーンズ群馬クレインサンダーズ20.3得点(51試合出場)
6位:ブライス・ジョンソン富山グラウジーズ19.7得点(33試合出場)
7位:河村勇輝横浜ビー・コルセアーズ19.5得点(52試合出場)
8位:ディージェイ・ニュービル(大阪エヴェッサ19.4得点(60試合出場)
9位:コティ・クラーク名古屋ダイヤモンドドルフィンズ19.3得点(53試合出場)
10位:コフィ・コーバーン新潟アルビレックスBB19.0得点(49試合出場)
11位:カイル・オクイン三遠ネオフェニックス18.8得点(37試合出場)
12位:クインシー・ミラーシーホース三河18.6得点(28試合出場)
13位:イヴァン・ブバ滋賀レイクス18.3得点(26試合出場)
14位:ジョシュ・ホーキンソン信州ブレイブウォリアーズ18.2得点(56試合出場)
15位:ブロック・モータムレバンガ北海道17.7得点(57試合出場)
16位:ノヴァー・ガドソン富山グラウジーズ17.6得点(28試合出場)
16位:スタントン・キッド秋田ノーザンハピネッツ17.6得点(60試合出場)
16位:ライアン・ケリーサンロッカーズ渋谷17.6得点(52試合出場)
19位:ジョシュア・スミス富山グラウジーズ17.5得点(46試合出場)
20位:ヤンテ・メイテン三遠ネオフェニックス17.4得点(12試合出場)

 今季の得点王を獲得したのはビュフォードだが、シーズン後半に富山へと加入したマイルズ・ヘソンは平均22.9得点でランキングのトップに立った。富山からは計4選手がランクインしたが、ブライス・ジョンソンノヴァー・ガドソンは約半分の試合を欠場することに。苦しいチーム状況のなか、ヘソンの活躍が大きな原動力となり、富山はシーズン最終戦でB1残留を決めた。

 負傷による長期離脱や、シーズン途中加入選手など、合計得点とはまた違った顔ぶれとなった平均得点ランキング。帰化選手を除くと日本人選手は河村のみとなったが、強力な点取屋たちが並ぶなか、堂々の7位に輝いた。

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