2023.09.16

越谷とのプレシーズンマッチに敗れた横浜BC…先発の河村勇輝「ネガティブにならず、成長の糧に」

6得点2リバウンド4アシストを挙げた河村[写真]=B.LEAGUE
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 9月16日、横浜ビー・コルセアーズはプレシーズンマッチで越谷アルファーズと対戦し、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」で共闘した河村勇輝井上宗一郎が相まみえた。

 試合序盤からリズムの良いオフェンスでリードを奪った横浜BCは、ターンオーバーから同点に追いつかれ、43-41と2点を先行して試合を折り返す。後半は越谷のインサイドアタックに苦しみ、徐々に点差を離される苦しい展開に。第4クォーターではジェロード・ユトフジョシュ・スコット須藤昂矢らがゴールを決めるも、最終スコア72-82で黒星となった。

 試合後、クラブの公式サイトで選手のコメントが公開。6得点2リバウンド4アシストを記録した河村は、「昨シーズンに積み上げてきた自分たちのディフェンスを再認識することができた」と試合を振り返っている。

「連携ミスがありました。まだシーズン序盤で仕方がない部分があるにせよ、簡単なターンオーバーやコミュニケーションミスは減らしていかないと。今日の負けをネガティブに捉えず、チームが成長する糧にしていきたいです。チームも自分自身も、天皇杯に向けて調子を上げていきたいと思います」

 また、宇都宮から新規加入したジョシュ・スコットは12得点16リバウンドのダブルダブルを達成。負けてはしまったものの、「非常に良い雰囲気のなかでプレーできました」と語っている。「チームとして、まだまだ学ばないといけないことがたくさんあるということ。この負けをモチベーションにして、チームの成長につなげていきたい」。

 河村とともに先発出場し、3本の3ポイントシュートを含む18得点を挙げたキング開も「課題と良かった点がたくさん見つかった」とコメント。次週から始まる天皇杯に向けて、「1週間でブラッシュアップし、しっかりと勝っていけるように調整していきます」と、意気込みを語っている。

 先週は名古屋ダイヤモンドドルフィンズに勝利していたため、プレシーズンマッチの戦績を1勝1敗とした横浜BC。実戦で見つけた手ごたえや改善点を意識し、次週の天皇杯2次ラウンドに臨んでもらいたい。

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