2023.10.27

観客増のBリーグ「この状況でシーズン終えた場合…」島田チェアマンが“予測値”明かす

『島田のマイク』第156回が配信
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 10月26日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第156回が配信され、開幕から熱狂が続いているBリーグの変化について言及した。

 番組前半はリスナーからのメッセージに答える形で進行していた中、“先出し開幕”として10月5日にSAGAアリーナで開催されたB1第1節・佐賀バルーナーズvs琉球ゴールデンキングスの話題へ。島田チェアマンは「SAGAアリーナがものすごく盛り上がっていたのもそうなんですけど、佐賀のファンの皆さんの“ノリ”みたいなものがバージョンアップしていたことがすごくうれしかった」と、佐賀の空気が変わりつつあったことを報告。

 また、第2節ではアルバルク東京がホーム開催2日連続1万人超えの快挙を成し遂げ、最多入場者記録も更新。第2節終了時点でB2含めた合計18クラブが平均4000人以上の観客を集める好調な滑り出しを見せた。

 島田チェアマンは「ホーム開幕節の状況がずっと続くわけではない」と前置きしながらも、「この状況でシーズンを終えた場合、累計観客数が420~430万人になる。過去最高を記録した昨シーズンの320万人から約100万人も上回るくらいパンチのあるスタートだった」と、Bリーグがかつてない熱狂に包まれていることを強調。「今シーズンは350万人突破を目標にしていて、2026年で400万人、2028年で500万人を目指している」とも語り、Bリーグとしては今シーズン第2節までの観客動員数を「2027年のアベレージ」と想定していることも明かした。

 第2節終了時点では、B2東地区のアルティーリ千葉越谷アルファーズもB1人気クラブに負けじと平均観客数4000人超えを記録しており、「今回顕著だったのはB2クラブがすごく頑張っていた」と島田チェアマン。「今シーズンは『B.革新』の参入資格を審査するシーズンでもあるので、各クラブが努力している。そこにワールドカップ効果もある。地元のファンの皆さまに応援していただければ、色々なキセキが生まれると思います」と、各クラブの今後の躍進にも期待を寄せた。

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