2023.10.16
日本代表の活躍もあって多くの視線が集まっているBリーグは、各チーム2023-24シーズン第2節までの4試合を終了。先週末はB1クラブ主管試合の1試合最多入場者数が2日連続で更新され新記録も誕生した。
国立代々木競技場第1体育館でホーム開幕戦を行ったアルバルク東京は、14日の第2節第1戦・宇都宮ブレックス戦でクラブ主管試合1試合最多入場者数を更新する1万40人を集めると、翌15日の同第2戦では1万225人が集結。国内屈指のキャパシティを誇るアリーナを埋め、2試合平均入場者数1万133人のロケットスタートをきった。
記念すべき最多動員記録が誕生した一戦で白星をもぎとった宇都宮も、ホームの日環アリーナ栃木で開催された第1節で好スタートをきり、2試合平均5640人で2位にランクイン。その2クラブに続く形で、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、群馬クレインサンダーズ、佐賀バルーナーズ、茨城ロボッツも平均5000人超えで上位に名を連ねた。
Bリーグは2026年からフォーマットを大きくリニューアルする予定で、競技成績(B1、B2、B3)ではなく経営成績(Bプレミア、Bワン、Bネクスト)でリーグを構成する方針を発表している。Bプレミア参入条件の1つとなっているのが「平均入場者数4000人」のボーダーライン。まだホームゲームを開催していないクラブもあるなか、第2節終了時点ではB2のアルティーリ千葉(5294人)、越谷アルファーズ(4068人)も含めた合計18クラブがホームアリーナに平均4000人以上の観客を集めた。
なお、2022-23シーズンに「入場者数No.1クラブ」として表彰された琉球ゴールデンキングスは、25日の第4節・川崎ブレイブサンダース戦までホームゲームなし。待望のホーム開幕戦は平日ナイターでの開催となるが、「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」の会場にもなった沖縄アリーナにどれだけのファンがかけつけるのか注目だ。
また、横浜ビー・コルセアーズと広島ドラゴンフライズも第2節までホームゲームがなく、今週末の21日に待望のホーム開幕戦を迎える。ワールドカップ日本代表での勢いそのままにBリーグでも活躍を続けている河村勇輝を擁する横浜BCは、すでに立ち見席も含め週末2連戦のチケットが完売。満員の横浜国際プールで“王者”琉球を迎え撃つ。
16日時点でのB1平均入場者数ランキングは以下のとおり。
■ B1ホームゲーム平均入場者数
10133人 アルバルク東京
5640人 宇都宮ブレックス
5486人 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
5438人 群馬クレインサンダーズ
5198人 佐賀バルーナーズ
5003人 茨城ロボッツ
4857人 信州ブレイブウォリアーズ
4614人 川崎ブレイブサンダース
4593人 富山グラウジーズ
4577人 大阪エヴェッサ
4553人 千葉ジェッツ
4458人 シーホース三河
4400人 レバンガ北海道
4358人 島根スサノオマジック
4319人 京都ハンナリーズ
4311人 仙台89ERS
3976人 秋田ノーザンハピネッツ
3972人 長崎ヴェルカ
3875人 サンロッカーズ渋谷
3732人 三遠ネオフェニックス
2694人 ファイティングイーグルス名古屋
――― 横浜ビー・コルセアーズ
――― 広島ドラゴンフライズ
――― 琉球ゴールデンキングス
●お詫びと訂正
初出時に佐賀バルーナーズの入場者数に以下のとおり誤りがありました。
訂正してお詫びいたします。
誤:4198人
正:5198人
(2023年10月16日17時30分)
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